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- 今回の着眼点「外国人材の社内での処遇」
- 取引先を訪れ外国人の新入社員を見かけたとき、その処遇に注目していますか。他の日本人と同じような処遇・就労環境となっている場合、その取引先には経営課題が潜んでいるかもしれません。
少子高齢化により構造的人手不足が生じている昨今、取引先にとって「高学歴で優秀な外国人」が入社し自社を支える戦力になることは喜ばしいことだ。
しかし、優秀な外国人が採用できたことと、その人材が会社の戦力となって活躍することは、分けて考えたほうがよい。なぜなら外国人材は高学歴であったり、優秀であったりすればするほど、日本人とは異なる労働観を持っていることが多いからだ。
経営者がそのギャップを理解せずに外国人材の処遇を決めると、モチベーションの低下や予想外の早期離職となってしまう。