不動産
(画像=PIXTA)

地域の不動産の取引価格や相場を知る方法はありますか。また、それらを活用することで、融資審査を有利に進めることはできないでしょうか。

住宅ローンやアパートローンなど、不動産関連の融資を行う際には、申込物件と似通った条件の取引価格(実勢価格)を知っておくと役に立つ。

そもそも金融機関の融資額の基準となる担保評価額は、不動産の時価に70%などの担保掛目を乗じて計算する。ただし、この時価の基準となる路線価や鑑定ソフトの計算結果は、現在の時価を反映しておらず、差が付く場合もある。特に一戸建てや土地は、個別の要因によって価格が変動しやすい。

このため、担当者が審査で通したい案件について、路線価や鑑定ソフトによる担保評価額では融資希望額に届かなかったとしても、実勢価格が補強材料として使える場合があるのだ。

例えば、土地と建物の購入資金として3000万円の融資が必要なのに担保評価額が2500万円と不足している場合、本来は融資を見送らざるを得ないだろう。しかし似通った物件の実勢価格が4500万円であることを証拠書面で確認できれば、当該物件も担保評価額は融資希望額を超えるのだ(担保掛目70%なら3150万円)。

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