
(画像=PIXTA)
【ケース5】ATM・タブレット等の操作への理解が乏しい等店頭端末機の操作に難がありそう…
情報・通信技術などの革新頻度が高速化の一途を辿る一方で、わが国の高齢化もなお進行するばかりであり、技術の進歩とそれに向き合う高齢者の理解度のギャップはさらに拡大傾向にあります。
総務省の令和元年通信利用動向調査での「過去1年間にインターネットで利用した機能・サービスと目的・用途」項目でも、年齢別では、60〜64歳から右肩下がりの傾向が顕著にみられます。
新しいものを取り入れる意欲のある年齢や時期に、実際にその機器に触れないことが、操作を理解・習得することへの抵抗感をもたらします。加齢に伴う身体能力の低下の影響は小さくないですが、それ以上に「面倒くさい/億劫だ」等の心理的要因が大きい模様です。