営業店に必要な高齢のお客様対応ノウハウ
(画像=PIXTA)

【2】「成年後見制度」の概要とお客様への案内方法を押さえよう

Q1「成年後見制度」ってどんな制度なの?

A 成年後見制度は、認知症等により判断能力が不十分となったことから「契約等の法律行為で意思決定が困難となった人」に対して「成年後見人(後述)」等の支援者がその人の判断能力を補い、生命、身体、自由、財産等の権利を擁護することを目的とした制度です。

本制度は、「法定後見」と「任意後見」という2つの制度から成り立っています。

法定後見には、本人の事理弁識能力(=判断能力)に応じて「後見」「保佐」「補助」という3つの類型があります。各類型の利用者の本人をそれぞれ「成年被後見人」「被保佐人」「被補助人」といい、それぞれの権利擁護者(本人を保護し支援する人)を「成年後見人」「保佐人」「補助人」(合わせて「成年後見人等」など)といいます。

任意後見は本人に判断能力があるうちに申し立てるもの