不動産投資に関わらず、投資で成功するには「情報」が鍵を握ります。そして、この情報を効率的に集めるには、自分に合った勉強方法を身につけることが大切です。ここでは、不動産投資の5つの勉強方法、そしてこれを通して、具体的にどんな情報を集めるとよいかを解説します。

不動産投資の勉強方法のポイントは

不動産投資
(画像=beeboys/stock.adobe.com)

「これから不動産投資をはじめたい」という人の大半が、サラリーマンだったり本業を持っていたり忙しい人が多いのではないでしょうか。そんな環境下で不動産投資の勉強をしていくには「効率と精度」が大事です。

勉強の効率が悪ければ時間が過ぎていくばかりで、いつまでたっても必要な知識を得られません。また、情報の精度が悪ければ、不動産投資をせっかくスタートしても、失敗という結果に終わりかねません。

とくに忙しい人は効率ばかりに目がいきがちですが、精度の低い情報をたくさん集めても、成功から遠ざかる可能性もあります。「効率と精度」の両方を意識しながら、勉強を進めていきましょう。

不動産投資を成功させるための5つの勉強方法

不動産投資の勉強で「効率と精度」にこだわるなら、これからご紹介する勉強方法を1つではなく、いくつか組み合わせるのがおすすめです。

不動産投資の勉強方法1:書籍

5つの勉強方法のなかでも、ぜひ取り入れていただきたいのは書籍を読むことです。書籍のメリットは、一般的な出版社のものであれば、編集者や校閲部門のチェックを受けて世に出ているため、一定の信頼性が担保できることです。紙の本だけでなく、Kindleなどの電子書籍を利用すると持ち運びが便利です。

・書籍で勉強するときの注意点

書籍で不動産投資の勉強をする場合、1〜2冊を手にとるのではなく、なるべく多くの冊数を読むのがおすすめです。それも、入門書、マンション、戸建て、アパート……などさまざまジャンルの本を手に取るのが理想です。これにより、バランスのよい知識を身につけやすくなります。

不動産投資の勉強方法2:ネット記事

スキマ時間を有効活用して不動産投資の勉強をしたいなら、ネット記事がおすすめです。休憩中にパソコンで閲覧したり、通勤中にスマホでチェックしたりすれば、忙しいサラリーマンでも効率的に知識を蓄えていけます。

ネット記事で不動産投資の勉強をする場合は、「いまの自分にどんな情報が必要か」を意識すると効率的です。たとえば、不動産投資の基礎知識を得たいのであれば、下記のようなテーマをチェックするとよいでしょう。

不動産投資と他の投資の違い
不動産投資のメリット、デメリット
不動産投資のリスク
不動産投資の種類
不動産投資をはじめるまでの流れ
不動産投資の税金 など

ひと通り、基礎知識を理解したうえで、気になるテーマを深掘りしていくとバランスよく知識を身につけられます。

・ネット記事で勉強するときの注意点

ネット記事は内容が信頼できるかを見極めることが大切です。チェックポイントとしては、極端なポジショントークになっていないか、発信者(あるいはメディアの運営者)が誰か明記してあるか、比較的新しい情報かなどがあります。

とくに税金に関連する情報は、税制改正で内容が変更されるのが通例です。古い情報は内容が変わっている可能性があるため注意しましょう。間違った知識を覚えてしまわないよう、重要な情報は複数のソース(情報源)で照らし合わせるのが無難です。

不動産投資の勉強方法3:YouTube

最近では、YouTubeに不動産投資に関連した動画をアップしている人も増えています。ネット記事と合わせてYouTubeで勉強するのも効率的です。YouTubeのメリットは、わかりやすい内容が多いので初心者が勉強しやすいことです。歯を磨きながら、料理をしながらなど「ながら勉強」ができるのも忙しい人には助かります。

・YouTubeで勉強するときの注意点

YouTube動画は再生数を稼ぐために、主観的あるいはインパクト重視の切り口が目立ちます。知識に偏りが出ないよう、ほかの勉強方法と組み合わせながら利用するのがよいでしょう。

不動産投資の勉強方法4:不動産投資の雑誌

ここまでご紹介してきた書籍・ウェブ記事・YouTubeなどと併せて、不動産投資の雑誌も勉強に役立ちます。雑誌のメリットは、税務・賃貸経営・不動産市場のトレンドなど幅広い分野の情報収集ができることです。知名度の高い不動産投資の雑誌には、「大家倶楽部」(年4回発行)「家主と地主」(月刊)などがあります。

・不動産投資の雑誌で勉強するときの注意点

雑誌は毎号特集が違うため、求める情報が最新号に網羅されているとは限りません。そのため、雑誌の公式サイトやアマゾンなどでバックナンバーをチェックし、気になる特集の雑誌をまとめ買いすると効率的です。

不動産投資の勉強方法5:不動産投資セミナー

不動産投資セミナーに参加して勉強するのも、専門性を高めるのに有効です。不動産投資セミナーは、不動産投資家が講師を担当するものや、不動産投資会社が主催するものなどがあります。このうち、不動産投資家が講師のセミナーは、その人の成功体験・失敗体験をリアルに学べます。勉強会として開催されていることもあります。

一方、不動産投資会社主催のセミナーは、直近の市場動向や金融機関の融資状況などをくわしく学べることが多いです。セミナー後の一問一答や個別相談会で疑問を解消することもできます。

・不動産投資セミナーで勉強するときの注意点

不動産投資セミナーは、講師や会社の得意とするジャンルを推す内容になることが多いです。ジャンルとはたとえば、新築・中古・アパート・マンションなどです。バランスよく情報を収集したいなら、複数のジャンルのセミナーを受けるとよいでしょう。

不動産投資を成功に欠かせない3テーマ「融資・管理・税金」

不動産投資の勉強を通して、とくに重点的に学びたいは「融資・管理・税金」の3テーマです。

重点テーマ1:融資

いくら魅力的な賃貸物件を見つけても、融資審査に通らなければ労力がムダになります。メガバンク・地銀・信金など各金融機関の特徴、融資審査を通すコツ、金利の相場、返済期間の考え方などの情報は最低限、勉強しておきたいところです。

重点テーマ2:管理

たとえば、サラリーマンがマンション経営をするときは、購入後の入居者募集やトラブル対応などの業務を管理会社に委託するのが一般的です。とはいえ、管理の質は空室リスクを左右するため、管理業務の基本や入居者満足度を高めるための施策などの情報はしっかり勉強しておくべきでしょう。

重点テーマ3:税金

税金は不動産投資のキャッシュフローに直接的に影響します。税金の種類と内容、発生するタイミングなどについて熟知しておくのが賢明です。不動産と税金をテーマにした本を1〜2冊読めば、税金の重要な部分はおおむね理解できるはずです。

まとめ

不動産投資の勉強も大切ですが、「実践すること」も大事です。不動産投資に限らず、投資には必ずリスクがあります。勉強したけれど「リスクが気になって実行できなくなってしまった……」というパターンもあります。これでは意味がありません。

とくに不動産投資は時間を味方にして、コツコツ資産を増やしていくタイプの投資なので早くはじめることもポイントです。自分には不動産投資が向いていると感じるなら「物件情報を集めてみる」という次のステップに踏み出してみましょう。(提供:THE Roots