先の見えない世の中、将来のために投資をして資産を増やしておこうと考える方は多いかと思います。資産形成は年収が高いほうが有利な気がしますが、意外にも、高年収の方ほどつまずきやすい傾向があります。今回は高年収の方に共通した資産形成のつまずきポイント2つをまとめました。

ポイント1.稼ぎ過ぎによる金銭感覚のズレ

資産運用
(画像=bnenin/stock.adobe.com)

年収の高い方は支払い能力も高いため、総じて、浪費をする傾向があります。例えば、高級料亭やレストランでの支払い、ローンで買った高級時計や高級車の支払い。毎月のクレジットカード支払い額が100万、200万でも支払えてしまうため、高年収の方は、毎月、自分が何にお金を使っているのか注意を払わない傾向があります。

年収が高いからできることですが、世間一般では「浪費」の部類に入り、金銭感覚は一般の方とズレていると思った方が良いでしょう。この金銭感覚のズレは、今まで通りの暮らしであれば全く問題ないですが、もし、資産形成を始めようと考えたのであれば、注意したほうが良いかもしれません。

高年収の方は投資によってお金が足りなくなることはありませんが、お金の管理に無頓着である傾向があります。そのため投資をしても、将来大きな損失になる可能性を見落としやすく、また損をしても実質的な生活レベルには影響が出にくいため、損失に対しての構えも手薄くなりがちです。

「1円を無駄にするものは1円に泣く」という言葉がありますが、資産形成ではこの言葉通り、お金の管理が出来るか出来ないかは、資産形成の成功を別けることがあります。

資産形成は誰かと競うものではありません。高年収で金銭感覚にズレがある方よりも、平均年収で金銭管理の出来る方のほうが、資産形成に成功しやすい傾向があります。また、この金銭感覚のズレや浪費は、ご本方が気を付けてもご家族によって発生することもありますので、投資をする際には合わせて注意が必要です。

ポイント2.忙し過ぎによるタイミングのズレ

高年収の方は仕事で忙しい方が多く、行動も思考も未来を見据えて、普通の方の何倍もの働きをしています。例えば医師の場合、常に新しい専門知識や技術を身に着けるために勉強する時間が必要です。そのため、投資に配分する時間やエネルギーはないに等しく、正に仕事に身を捧げている方が多いでしょう。医師に限らず、多くの高年収の方はこのようなライフスタイルを送っていると思います。

このような忙しさの中で本業以外にもう一つ、何らかの投資を始める場合、十分な時間が取れないことがあります。

例えば、株式投資やFXなどの金融系投資を始めた場合、株には企業業績や景気変動などによって投資資金が減るなどのリスクがあります。そのリスク対策には、自分で株価の変動を見守るしかありません。証券会社の担当者をつけて指示を出すだけで良いという考え方もありますが、担当者は基本的には証券会社の利益になるために働きますので、ご自身が判断する購買・売却のタイミングは違うこともあります。

このような背景で万が一の損失を出した場合には、いかに高年収の方であっても、強いストレスを感じることになるでしょう。

また、頑張ってご自身で管理する場合には、投資した株価の動向を確認するために一日のうち何度もスマホで株価を確認していかないとなりません。変動が大きい時期にはこまめなチェックが必要になり、会議中でも作業中でも気が気ではないでしょう。大きな金額を扱えば、万が一のリスクも大きくなるため、本業が手につかなくなることもあります。

さらに、投資のプロとの激戦をくぐり抜けながら素人投資家が利益を出していくには、それなりの勉強も必要になります。本業の勉強時間以外に、資産形成の勉強時間も必要になっていきますので、対策が後手に回ることが多くなります。このように、高年収の方は忙しさによって時間確保の難しさや投資タイミングのズレが生じるケースが多く、この点でも資産形成につまずきやすいと言えます。

今の自分のままでもできるのが不動産投資

しかしながら、激務な高年収の方が資産家になっているケースも山ほどあるのが現実です。このような方たちは、同じような条件下で、いったいどのようにして資産を形成したのでしょうか。投資の目的でも違ってきますが、将来に備えるための資産形成であれば、不動産投資を採用しているケースが目立ちます。

理由として、不動産投資であれば、本記事で解説した、1.稼ぎすぎによる金銭感覚のズレ 2.忙しすぎによるタイミングのズレがあったままでも参入でき、それがデメリットになりにくいからです。つまり、今のライフスタイルを大きく変える必要がなく、本業に集中していれば資産形成が出来るタイプと言えます。

例えば、株式投資やFXなどの金融商品は、相場が安い時に買って高くなったら売るという短期集中型投資です。不動産は短期での激しい値動きがありませんので、買ってすぐに売っても大した利益にはなりません。結果的に、長く持っていることで資産価値が出る長期安定型の資産形成になります。

また、不動産投資は手間がかかりません。日々の値動きを追いかける必要がない上に、不動産業界や不動産について詳しくなる必要がありません。例えば、不動産投資で購入する物件の選定も、信頼のおける仲介会社と巡り合うことさえできれば、破たんの可能性が少ない優良物件を探しだすことができます。

不動産のプロに相談し、秘書のように使う

高年収の方が不動産投資で資産形成を行っている典型的なケースに、不動産仲介会社を自分の秘書のように信頼して任せるというスタイルがあります。高年収の方は優秀・有能な方が多いため何でも自分でこなせますし、大変勉強熱心です。何でも自分でコントロールしたい気持ちが強い方が多いのですが、あえてプロに任せ、自分は本業に集中するスタイルをとっています。

不動産投資をスタートした時点で、投資家となり同時に事業主になります。不動産のプロに任せ、月次レポートや報告にYES・NOなどの経営指示を出すのを主な仕事にします。

不動産投資会社からの資料に目を通すとわかることですが、不動産投資と運用には意外と手間がかかります。物件が区分でも一棟でも、不動産の瑕疵や傷み、収益性、家賃滞納がないか、入居者確保のための的確な作戦など、運営に気を配るところがたくさんあります。投資物件の購入から運営には別の知識が必要であることがわかります。これら購入から管理などの仕事をすべてプロに丸投げしてOK、または、丸投げしたほうがうまく行くケースが多いのが不動産投資の良いところです。

株式やFXなどの金融投資の場合、丸投げする先は証券会社の担当者しかありません。不動産投資の場合は管理費を払う立場上、会社も担当者も選べます。また、不動産投資が上手くいかないと会社も困ります。委託された会社はプロとして入居者が長く家賃を支払ってくれるよう真剣に考えて管理運営、提案をします。

このように、両者のメリットが成立しやすいのが不動産投資とその運用の長所です。

まとめ

高年収だからこそのつまずきポイントを2つ紹介しました。お金がたっぷりあることがかえって資産形成がうまくいかなくなる可能性があることがお分かりいただけたと思います。

しかし、不動産投資であれば今のライフスタイルのまま、何も変えずに資産形成を始めることが出来ます。忙しい毎日を送りながら、年数が経過すると資産が確実に増えていることになります。

最も大切なのは、不動産購入から管理までを一貫して伴走し、豊富なノウハウでサポートできる会社との出会いです。

(提供:THE Roots

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