株式投資やFXなど投資にはさまざまな選択肢がありますが、資産形成に成功した医師に利用されているケースが目立つのが不動産投資です。なぜ、両者は相性がよいのでしょうか。その理由を深掘りします。

不動産投資家として成功している医師はたくさんいる

不動産投資
(画像=SUPERMAO/stock.adobe.com)

世の中には、医師と不動産投資家を兼業しながら、資産形成を着実に進めている人がたくさんいます。激務による体調不良がきっかけで投資家を目指したり、趣味で投資を始めたりと理由はさまざまです。Web記事やSNSを通して、知見や体験談を発信している不動産投資家の医師や歯科医も散見されます。

投資にはいくつもの選択肢があります。株式投資・FX・投資信託・先物取引……そのなかから、資産家として成功した医師たちはなぜ不動産投資を選んだのでしょうか。彼らの声を参考にしながら、医師と不動産の相性について考察します。

「医師と不動産投資の相性がよい」といわれる理由

医師、とくに勤務医は不動産投資を選択すると、一般サラリーマンや公務員と比べて圧倒的に資産形成で有利です。そこには、次の5つの理由があります。

理由1:拘束時間の長い医師でも運用しやすい

医師の多くは激務であり、拘束時間が長いワークスタイルです。そのため、チャート(値動き)をこまめにチェックして売買するのが基本の株式投資やFXなどでは、どうしても不利になります。オペや診察が一段落してチャートを見てみたら、大暴落していたこともありえます。

不動産投資は、資産形成のもとになる収益物件さえ手に入れてしまえば、後はたまに家賃収入と諸費用の収支をチェックするくらいの手間で済みます。「入居者トラブルに対応しなければならない」といった緊急タスクが出てきても、管理会社に業務をアウトソースしていれば彼らが対応してくれるため、オーナー(投資家)の負担はありません。

収支チェックといっても、毎月決まった家賃が口座に入金されて、決まった諸費用が引き落とされるだけです(※)。そのため「収支チェックをほとんどしていない」というオーナーもよくいます。基本的に、不動産投資家であれば収支チェックは必須ですが、それくらい負担が少ない投資なのです。

※ただし、入居者の退去直後は、ハウスクリーニング費用や修繕の費用が発生するため、いつもの月よりも多めの費用が引き落とされます。

理由2:長期投資が前提なので医業に専念できる

株式投資やFXなどは、日々の値動きの激しい不安定な投資です。どうしても精神的な負荷がかかるため、大勢の患者さんの命を預かる医師には向かない投資スタイルといえます。「診療中は平常心でいなければならない」と意識しても、投資額が増えてくれば気になってしまうものです。

これに対して、不動産投資は毎月の家賃をコツコツ積み重ねて資産形成をしていく安定感のある投資です。精神的な負荷がない点も医師と相性がよいといえます。

理由3:医師という社会的信用力を活かせる

社会的信用力も、医師と不動産投資の相性がよい理由によく挙げられます。他の投資や資産運用では、職業、年齢、収入などに関係なく、すべての個人投資家がフラットな環境です。「医師だから有利」ではありません。

これが不動産投資になると、医師という社会的信用力が武器になります。これには、不動産投資の独特なスキームが関係しています。

通常、不動産投資は金融機関の融資で収益物件を購入し、月々の返済額と諸費用を相殺していくスキームになります。この金融機関の融資の審査において、高収入かつ社会的信用力のある医師は、一般の会社員と比べて圧倒的に有利です。とくに収入の安定している勤務医は、金融機関にとって上客といってよいでしょう。

理由4:所得税を節税しながら資産形成ができる

「所得税が高い」と日頃から感じている医師は多いでしょう。医師は、一般の会社員よりも高収入なことが多いため、どうしても税負担を重く感じやすいです。そのため、この「所得税節税ができる」という不動産投資だからこそのメリットに魅力を感じる医師は多いです。

たとえば、株式投資やFXで利益を出したら約20%の税負担が発生します(NISA口座を利用した場合を除く)。もちろん、不動産投資でも利益が出たら所得税の対象になりますが、減価償却費という実際にキャッシュアウトしていない経費を毎年計上できる仕組みがあるため、資産形成を進めながら節税ができます。

ただし、やみくもに収益物件を購入しても、逆に所得税が増えるだけです。不動産投資の節税スキームは、物件選びや出口戦略が難しいため、高所得者や医師をサポートしている不動産会社をパートナーに選ぶのがポイントです。

理由5:資産の保全ができる

高収入の医師にとって、将来的にはご家族に十分な資産を残すことも大きな目標ではないでしょうか。

不動産投資には相続税を圧縮して節税できるメリットもあります。資産を現金で相続すると、相続税評価額が100%になります。つまり、現金中心だと相続税が高くなるので、次の世代に効率的に資産を残せないということです。

一方、資産の一部を不動産にしておくと、相続税評価額(=課税額)が大幅に抑えられます。資産をマイホームで残す点もありますが、収益をもたらしてくれるわけではなく、また立地によっては現金化が難しいため、逆に家族の重荷になりかねません。

これに対して、好立地の収益物件であれば、お金を稼いでくれますし、さらに現金化(売却)もスムーズです。

不動産投資にはこれ以外のメリットも

このほか、不動産投資の一般的なメリットとして、「生命保険代わりになる」「現物資産なのでインフレに強い」「家賃収入の絶対的な安定感」などがあります。これらにつきましては、当メディア内の他記事でくわしく解説していますのでご参照ください。

不動産投資の種類で医師と一番相性がよいのは

不動産投資といっても、種類はさまざまです。住居系ではマンション、アパート、戸建てなど、それ以外では、オフィス、駐車場、太陽光発電などがあります。このなかで医師が選択すべき種類はどれでしょうか。

選択のヒントは、理由3で挙げた「医師という社会的信用力を活かせる」にあります。勤務医が融資において有利な環境を活かせば、資産価値の高い東京都心の区分マンションを手に入れることも可能です。都心マンションの特徴はローリスク・ローリターン。短期で大儲けはできませんが、希少価値が高いので空室や家賃下落リスクが低く、安定した収益を確保しやすいです。

東京という都市は、世界的に見ても圧倒的なブランド力を誇ります。アメリカの経済誌『グローバルファイナンス』の住みやすい都市ランキング(2020年)で東京は1位を獲得しているほど高評価を得ています。日本のみならず、世界の投資家が注目する東京の中心部の収益物件なら、現金化しやすいのも安心材料です。

不動産投資の他ジャンルで考えると、都心以外の東京23区や地方都市のマンション投資は一般サラリーマン投資家たちと競合します。太陽光発電なども同様です、また、アパート経営はプロ大家さんたちとの競合になってしまいます。医師、勤務医というカードを最大限に活用するなら都心の区分マンションが賢明と考えられます。

(提供:THE Roots

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