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マネープラン相談|保険❶

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かつて、生命保険セールスで最も優先順位が高かったのは、「奥様が専業主婦の会社員」であった。
会社員であることで安定的に保険料が支払えることに加え、会社員の夫に万が一のことがあったときに生命保険に加入していないと、妻は働きに出ないといけなくなる。特に小さな子どもがいる場合にはなおさら、「夫が亡くなった後、生活のために働きに出る」ということに妻は恐怖感を感じる。
そのため、生命保険の提案は、夫に対して高額な死亡保障を付ける提案が行われるのが通常で、妻に対してはせいぜい、葬儀費用程度の保障か、医療の備え程度の提案しか行われていなかった。
しかし、今では共働き世帯が専業主婦世帯の2倍となり、夫婦で働くことが当たり前の世の中となった。
多くの家庭では夫婦の収入を合算したもので家計が賄われており、その働き手のどちらに万が一のことがあっても、家庭は大きなダメージを受ける。
今では、夫婦それぞれに必要な保障を提案することが求められているのだ。