時代は変わった!FP業務の古い常識、新しい常識
(画像=PIXTA)

古い常識が通用しない現象は、金融マーケットの世界でも起こっている。現実の動きが、旧来の経済常識にイエローカードを突きつけているのだ。

日銀がお金をジャブジャブ供給して金利を下げれば銀行貸出が増え、マネーストックが増え、人々はお金を使い、物価は上がり、生産が増え、景気は良くなるはずだった。しかし、現実には物価は上がらない。

「2年後には2%のインフレ率を」と2013年4月に高らかに宣言した日銀はこのインフレ目標をほとんどあきらめたようにさえ見える。

また、アベノミクスが始まった2012年末から8年間で株価は2倍以上になったのに、GDPの伸びは年平均で0・9%程度にとどまる。株価と経済成長率が極端に乖離(かいり)してしまった。そして、7割の人が景気の良さを実感できていない。