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(画像=PIXTA)

Q18. 債務者区分・格付は絶対的なものなの?下位の先には融資できないの?

【A】 与信等の対応は信用格付や債務者区分に大きく左右される。下位の先でも将来の成長性を根拠に融資対象として検討することもある

融機関は自己査定を通じて、信用格付や債務者区分といった「物差し」で融資先企業をランク分けし、それぞれのランクに応じた与信判断や貸倒引当金を計上しています。

信用格付は、財務諸表や事業計画、経営改善計画等の精査の結果、当該企業の債務償還能力(信用力)を自行庫内の格付基準によって振り分けるというものです。各金融機関の格付基準は非公表ですが、おおむね10数ランク程度に振り分けられているようです。

融資先企業は、格付の上位から「正常先」「要注意先(さらに「その他要注意先」「要管理先」に区分)「破綻懸念先」「実質破綻先」「破綻先」に振り分けており、これを債務者区分といいます。要管理先以下がいわゆる不良債権とされます。

信用格付が下位になると与信態度が厳格になる