よくある悩みに応える
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事業承継に関して、「何も着手していない先からの相談」「後継者に関する相談」「先行きの不安に関する相談」を挙げ、どのように対応すべきかを解説していく。

後継者に関する相談

11.借金があるので子どもに事業を継がせたくない…子どもも嫌がると思う…

子どもに事業承継をしたいと考えている経営者であれば、後継者の負担を少しでも軽くしたいという願望を持っているだろう。「いま ある負債をできれば子どもに継がせたくない」「同じ苦労をさせたくない」と思っているものだ。

子どもが事業を引き継いで代表者になると、通常、先代経営者(親)は連帯保証人から外れるが、その代わり新経営者となった後継者が連帯保証人になる必要がある。いわゆる「経営者保証」の問題が生じるのだ。

実際、図表のとおり、経営者保証を理由に後継者が事業承継を拒否するケースも多い。本相談の経営者も、子どもを後継者にする予定だが、多額の借入金があり後継者に事業を引き継ぐことをためらっている、もしくは後継者自身が事業承継を嫌がっているという状況である。

よくある悩みに応える1
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このような相談にはどう応えればよいのだろうか。

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