家族
(画像=PIXTA)
今回の質問
ご自身が亡くなった後の相続のことだけでなく、認知症にかかったら財産はどう管理すればいいのか悩むお客様が増えています。そうしたお客様には、まず成年後見制度を紹介するのがよいと考えていますが、制度について説明する際のポイントや留意点を教えてください。

本連載の第1回(2020年4月1日号)では、4つの相続対策(遺産分割対策、資金準備対策、節税対策、健康対策)を挙げた。その中でいま注目されているのが、健康(認知症)対策だろう。これは、病気になったときにどう財産を管理するのか考えたり、あらかじめ財産の管理方法を決めたりすることをいう。

病気になったらどう財産管理を行えばよいか――金融機関の担当者が活用できる制度を知っておけば、会話も広がりお客様との距離も縮まる。今回はそうした健康対策に使える制度の1つとして成年後見制度を解説する。

選任された代理人が本人の財産・権利を守る