投資信託
(画像=PIXTA)

Q. 補助金とは何? つなぎ融資の需要があると聞いたけど どう対応すればいいの?

A 補助金とは、国(経済産業省や厚生労働省など)や自治体(都道府県や市町村など)が何らかの政策目的を達成させるために、起業家や中小企業に対して、税金を財源として金銭的に支援する制度です。そのため、融資とは異なり返還する必要のない資金となります。

政策の例としては、労働者の待遇改善や失業対策、就労困難者の雇用、および省エネ対策など様々です。国や自治体それぞれの事業体によっては助成金と呼ぶことがありますが、その内容や性質に大きな違いはありません。

補助金申請を行った事業者は、実際に補助金が支給されるまでの間に「つなぎ融資」が必要となる場合があります。

一般的な補助金の申請から補助金の受取りまでには、以下の①~⑩までの過程があります。


①申請書の作成
②申請書の提出
③審査
④交付決定通知書の受領
⑤補助事業の実施
⑥事業報告書の作成
⑦事業報告書の提出
⑧確定通知書の受領
⑨補助金請求書の提出
⑩補助金の入金

つなぎ融資が必要となる背景は、⑩の補助金を手にする前に、③審査を経た①②の申請・事業計画に沿って、先に⑤補助事業の実施を行うためです。すなわち補助事業を行った暁に補助金が交付されるため、⑤補助事業を行うタイミングで資金が必要となり、つなぎ融資の申込みに至ります。

実際に補助金の交付を受けるには⑤補助事業の実施についての報告を要し、事業計画どおりであったかの精査を受けて、ようやく⑩補助金が交付されます。

補助金のつなぎ融資の資金使途は、⑤補助事業に係る運転資金や設備資金となります。また、返済財源は交付された⑩補助金の入金によります。⑤~⑩までの期間は⑤補助金事業の実施機関によりますが、年単位の長期ではなく、1年以内の短期が一般的です。したがって補助金のつなぎ融資は、短期融資として、手形貸付による期日一括返済にて対応します。

「事業実施~請求書提出」に関する事後管理も必要