
(画像=PIXTA)
金融機関で働いていると、「奇妙な略語」や「世間一般と異なる使われ方をしている言葉」に気づきませんか? 本連載で「よく聞くけど、実は意味も使い方も知らない…」をなくしましょう!
「わ」の段
ワークフロー【わーくふろー】(Workflow)
直訳は「段取り」等を意味し、実務上は、業務の手順などを図示して手続きを定義することや、その流れ自体を指します。本部を含む協働が欠かせない金融実務では、特に新商品やシステムの導入時などに多用されます。
【使い方】 来月から投信のサブシステムが変わるから、ワークフローをよく見といてね
ワーム【わーむ】(Worm)
直訳は「ミミズや回虫」等を意味しますが、コンピュータ用語では、独立したプログラムのうち感染対象を必要としないマルウェアの一種を指します。感染対象(宿主)を必要とせずに自生でき、自己増殖を繰り返すため、侵入後に爆発的に拡大・拡散します。
【使い方】 最近のワームは偽装するものもあるから、怪しいメールの添付ファイルは開けないでよ