FXとは、異なる2国間の通貨の為替差で利益を得ることを狙う取引のことだ。例えば日本通貨を米国通貨へ両替する際には、1米ドル=110円といったように基準となる為替レートをもとに行われる。2国間の通貨の価格は日々変動しており、この価格変動に注目した投資がFXだ。一般的にFXは比較的少額から始められる投資といわれている。

FXは具体的にいくらから投資ができるのだろうか。ここでは、FXの仕組みと資金の関係について詳しく解説する。

FXはいくらから始められるのか

fx,いくらから
(画像=PIXTA)

FXを始めるにあたり初心者が気になるのは「どれぐらいの資金があれば始められるのか」という点だろう。一般的にFXは、FX会社を通して取引を行う。具体的には、FXの取引を行う専用口座を開設し、資金を入金して取引を行うことになる。FX会社によって最低入金額は異なるが、実は比較的少ない資金からでも取引を始めることができる。
多くのFX会社では、5,000円程度の資金あればFXを始めることが可能だ。中には5円程度から始められるFX会社もある。

FXの最小取引単位とは

FXは、最初に1つの通貨を別の通貨に両替することから取引が始まる。例えば1米ドル=100円の場合、1米ドル購入するなら100円、100米ドル購入するなら100円×100米ドル=1万円が必要となる。

FX会社では、購入できる最小取引単位が決まってる。例えば最小取引単位が1,000通貨となっているFX会社の場合は、1,000通貨からしか購入できない。最小取引単位のことを1lotという。FX会社によって最小取引単位の通貨数が異なるため、いくらからFXを始められるのかも会社によって異なることがFX取引の特徴となる。

  
FX会社 取引単位 米ドル/円の
最低資金
特徴
SBIFXトレード
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1通貨 約5円 スプレッドの安さもトップクラス
少額でFXを始めるのに最適
YJ FX
詳細はこちら
千通貨 約4500円 Yahoo!グループのFX会社
スマホアプリが使いやすい
LIGHTFX
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千通貨 約4500円 スワップの高さが強み
GMOクリック証券
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1万通貨 約4万5千円 FXの取引高7年連続No.1
DMMFX
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1万通貨 約4万5千円 口座数80万以上の人気FX口座(※1)
※米ドル/円のレートは110円程度を想定
※2020年9月現在
※1 2020年8月31日DMM.com証券調べ。DMM FXと外為ジャパンFXを合算した数値になります。
  
FX会社 取引単位 米ドル/円の
最低資金
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※米ドル/円のレートは110円程度を想定
※2020年9月現在
※1 2020年8月31日DMM.com証券調べ。DMM FXと外為ジャパンFXを合算した数値になります。

FX初心者の必要資金

上述した通り多くのFX会社では、5,000円程度の資金があればFXを始めることができるが、本当に5,000円だけ用意すればFXを始めてもよいのだろうか。結論からいうと5,000円だけでは危険だろう。なぜならFXは元本が保証されない投資のため、利益が出ることもあれば損失を出してしまうこともあるからだ。

5,000円だけでFXを始めてしまうと損失が出た場合に次の取引ができなくなってしまう。その意味でも1万円程度、もしくは数万円程度の資金は用意しておいたほうがよいだろう。またFX初心者の必要資金を決める重要な要素に「レバレッジ」と「ロスカット」がある。次の項目からは、FXにおいて重要な「レバレッジ」と「ロスカット」について解説する。

必要資金が少額でも始められるFX会社

SBI FXトレード
最低取引単位は1通貨と圧倒的な低さ。
スプレッドも1,000通貨までであれば0.09銭とかなり狭い。
資金が少額でも低リスクで始められるため、初心者にはおすすめである。
YJFX
スプレッドはAM9:00〜翌AM3:00まで0.2銭(米ドル/円)。
最低取引単位は1,000通貨から。
取引に応じてPayPayボーナスが毎月最大80万円分もらえるので、PayPayユーザーには嬉しい特典。
LIGHTFX
スプレッドはAM8:00〜翌AM5:00まで0.2銭(米ドル/円)。
最低取引単位は1,000通貨から。
スプレッドは米ドル/円だけでなく、他の通貨も平均的に他社よりも狭くなっているため、安心して取引ができる。
GMOクリック証券
スプレッドは0.2銭(米ドル/円)。
最低取引単位は10,000通貨から。
総合力が高く、FX取引高が8年連続で国内No1となっており、つまり最も信用されている国内FX会社である。
DMMFX
スプレッドは0.2銭(米ドル/円)。
最低取引単位は10,000通貨から。
取引ツールが高性能で、PCは初心者向けとプロ仕様でインターフェースの異なるツールがあり、スマホアプリは最新経済ニュースが無料で提供される。

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※2020年9月現在
※1 2020年8月31日DMM.com証券調べ。DMM FXと外為ジャパンFXを合算した数値になります。
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1万通貨 約4万5千円
※米ドル/円のレートは110円程度を想定
※2020年9月現在
※1 2020年8月31日DMM.com証券調べ。DMM FXと外為ジャパンFXを合算した数値になります。

レバレッジとは

FX取引を行うための最小取引単位と最低限必要な資金は、多くの場合、米ドルで最小取引単位が1,000通貨、必要資金が5,000円程度となっている。

この数字を見て違和感を覚える人もいるのではないだろうか。

例えば1米ドル=100円だった場合、最小取引単位が1,000通貨だと100円×1,000通貨=10万円の資金が必要になる。FX取引を行うための最低限の必要資金5,000円程度と間には大きな差があることになってしまう。こうした差が生まれるのは、FX取引には「レバレッジ」という仕組みがあるからだ。レバレッジとは「てこ」の意味で小さな力で大きなものを動かすことを意味する。FXにおけるレバレッジとは、いわば投資可能な倍率と考えることができる。FXでは、レバレッジを利用することで資金の最大 25倍(国内のFX業者の場合)の取引を行うことができるのだ。

例えば、FX口座に5,000円の資金を入金したとしよう。この5,000円でレバレッジ25倍の取引をする場合は、5,000円×25倍=12万5,000円の取引をすることが可能になる。1米ドル=100円だった場合、最小取引単位が1,000通貨であれば10万円の取引をすればよいため、レバレッジ25倍の取引であれば問題なく最小取引単位の取引ができるのだ。

ロスカットとは

レバレッジを使えば5,000円程度で最小取引単位のFX取引ができるため、「それ以上の資金は必要ないのではないか」と考える人もいるかもしれない。しかし、数万円程度の資金は用意しておいたほうがよいと先ほど述べた理由は、FXにはレバレッジ以外に「ロスカット」という仕組みもあるからだ。

FXでは、レバレッジを使って用意している資金の数十倍の取引を行うことができる。レバレッジを使った取引は、レバレッジを使わない取引に比べて利益は数十倍になりますが、損失も数十倍になってしまう可能性もある。例えば1米ドル=100円、最小取引単位が1,000通貨の条件で米ドルを10万円分購入した場合、レバレッジ25倍だと4,000円(4,000円×レバレッジ25倍=10万円)で取引が開始できる。

しかし、1米ドルが90円に下落した場合、損失は10円×1,000通貨=1万円だ。元手の4,000円はなくなり、そのうえ6,000円のマイナスが出てしまう。このマイナスの6,000円は、FX用の資金とは別の自己資金で支払わなければならい。例であげたケースでは小さな金額だが、レバレッジを使った取引では、元手が大きくなればなるほど利益額だけでなく損失額も大きくなる。最悪の場合、別の自己資金では支払えないほどの損失になる可能性もあるだろう。

そこでFXでは、強制ロスカットという仕組みを導入している。強制 ロスカットとは、損失が一定金額を超えると強制的に決済されることをいう。強制ロスカットがあることで損失を少なくすることが期待できる。

FXでは、損失が出ることも少なくない。5,000円程度の資金でFXをしていた場合、利益を得る前にロスカットなどで取引ができなくなる可能性も十分ある。そのため余裕を持って数万円程度の資金を用意しておいたほうが賢明といえるだろう。

FXを始めるときの注意点

FXでは、さまざまな指標や政府要人の発言などによって通貨の値動きが大きく変わることがある。そのためFX初心者は利益を出すのが簡単ではないことも事実だ。そこで最初はデモトレード から始めてみるとよいだろう。デモトレードをすることで大まかなFXの流れをつかむことが期待できる。

また、緊張感を持ちながらFXをするために損が出ても初期投資と考えて最小金額で実際にFXを行ってみるのも良いだろう。どちらにしてもいきなり大きな金額でFX取引をすることは、リスクも大きいため控えた方が無難だ。

各通貨単位の特徴

FXをする目的は、人によってさまざまだが、ここでは目的別に各通貨単位の特徴を見てみよう。

1,000通貨

1,000通貨ならレバレッジを使えば5,000円程度で開始することができる。そのため初心者におすすめなのが1,000通貨単位での取引だ。為替が大きく変動しても投資金額が小さいため損失額はそこまで大きくはならない。しかし、念のため1万円程度は用意しておこう。ただし大きな利益を上げることは難しくなるため「おこづかいを稼ぐ」「後に大きな金額でFXをするための練習」といった目的で取引を行うことになる。

1万通貨

FX取引に慣れてきたら1万通貨で取引してみることも検討しよう。1万通貨で取引するためには、数万~10万円程度の準備が必要だ。1万通貨なら大きな利益を得ることが期待できるため、毎月数万円程度の利益をしっかりと稼ぎたいと考える人向けといえる。ただし損失が出た場合も当然大きな金額になるため、自分なりのロスカットのルールを作るなどリスク管理をすることが重要だ。

初心者におすすめのFX会社5選

では、FX会社はどこを選べばよいのだろうか。ここでは、初心者におすすめのFX会社を5つ紹介する。

 FX会社  最小取引単位  必要資金
 (レバレッジ25倍として換算)
 おすすめポイント
YJFX! 詳細はこちら  1,000通貨  約4,500円  安心のヤフーグループ
みんなのFX(トレーダーズ証券) 詳細はこちら  1,000通貨  約4,500円  高水準のスワップポイントを提供
LIGHT FX(トレーダーズ証券) 詳細はこちら  1,000通貨  約4,500円  売買比率や価格分布など、独自の分析ツールも提供
外為どっとコム 詳細はこちら  1,000通貨  約4,500円  設立18年目。FX業界の老舗で安心
外為オンライン 詳細はこちら  1,000通貨
 (miniコース)
 約4,500円  自動で注文を繰り返すiサイクル2取引™などのツールあり

上記のすべてのFX会社でFXの手数料も無料だ。また1,000通貨から開始でき便利なツールも豊富にそろっているため、初心者でも安心といえるだろう。

1,000通貨より少額で取引できるFX会社

FX会社の多くは1,000通貨から取引ができる。しかし中には1,000通貨より少額で取引できるFX会社もある。代表的な会社がネオモバを提供しているSBIネオモバイル証券だ。ネオモバでは、最小取引単位1通貨(約5円)から取引をすることができる。またTポイントを使用してFXをすることもできるため、現金での取引に抵抗がある初心者でも安心して取引できるだろう。

確かなトレードルール作りを

為替相場は、リーマンショックやコロナショックなど世界に影響を与える大きな出来事があると急な変動が起こることがある。また要人の発言などをきっかけに相場が大きく変動するケースも多い。そのため自分の中でしっかりとしたトレードルールを作っておく必要がある。

損失が出た場合は、利益が出るまでポジションを維持しがちだ。しかし、ポジションを維持することでさらに損失が増える場合も少なくない。大事なのは、適切にロスカットをすることだ。「ここまでの損失が出ればロスカットする」などのルールを作り、それを守ることが利益を出すための第一歩といえるだろう。

まずは低リスクでスタートを

FXでは、レバレッジを使い少ない資金で大きな利益を得ることが期待できるが、損失が出た場合の金額も大きくなる。この点がほかの投資商品と大きく異なる点だろう。少ない資金から始められるからといって為替の知識がないままFX取引を始めてしまうとすぐに投入した資金がなくなってしまう可能性もある。

FXを始める際には、まずは低リスクでスタートすることがおすすめだ。そのためFX初心者の場合は、レバレッジを低くしたり投入する金額を小さくしたりするなどするとよいだろう。「FX取引に慣れてきたら少しずつレバレッジや投入する金額を大きくする」「ロスカットのルールをきっちり守る」といった段階を踏んで行くことが重要だ。