金融,営業
(画像=PIXTA)
お客様のお悩み
テレビなどで「終活・生前整理」という言葉をよく聞きます。私の家も物があふれており片付けることが大切だと思いますが、それが生前整理になりますか。具体的に何をすればよいでしょうか。

終活や生前整理という言葉を聞くことが増えた。これは、残された人たちのために自分の資産や物を整理するとともに、自分の残された人生時間を考え「死」までの時間を前向きに捉えることをいう。

実際、「両親が亡くなった後、実家を整理したが、莫大な費用と労力がかかった」「亡くなった人が大切にしていた物や実家を整理するのは気が重く大変だった」という声はよく聞く。残された人たちにこうした苦労をさせないためにも、高齢のお客様には自分自身が元気なうち(判断ができるうち)に、終活・生前整理を行うよう勧めたい。

まずは「物」の整理だ。必要な物や大切な物、相続人に引き継いでもらいたい物、いらない物などを決めてもらう。そして、遺族が分かるようにエンデェイングノートなどに書き残してもらう。

その場で判断がつかない物は、期限を決めて1つにまとめておく。期限が来たら、もう一度整理してもらうことで徐々に整理できるはずだ。

特に「写真」は重要だ。昭和の時代のアルバムは非常に重いうえ場所もとる。遺族にとっては意外と厄介な物なので、早めに整理してもらう。

「資産」についても整理が必要となる。まず通帳やキャッシュカード、クレジットカードを整理してもらおう。使っていない預金口座は解約する、期限切れのカードは捨てるといった仕分けも大切だ。

そのうえでどの金融機関と取引しているのか、遺族が分かるように整理しておく。担当者がいれば、その人の名刺もつけておいてもらおう。

ネット取引などで使うパスワードも確認を