投資
(画像=PIXTA)

金価格の動きが2021年の相場をつかむヒントになる。

2020年の株式市場は、年の前半にコロナショックで落ち込んだものの、その後は回復し、米大統領選以降は日米ともに上昇基調にあった。すでに高値であるだけに何らかのきっかけで一気に落ちるリスクも指摘されている。預かり資産担当者は相場変動時の説明に有用な指標を押さえておきたい。

今後の株価市場を読む参考指標の1つとして、金の価格相場を紹介しよう。

金は、希少性があり、装飾品や電子機器などに欠かせない材料であるため、世界中で普遍的な価値が認められている。そのため「有事の金」といわれるように、安全資産として景気が不安定なときに株式などの代わりに買われる性格がある。株価が上がりやすいリスクオンの相場では、金は売られ値下がりする。反対に株価が下がりやすいリスクオフの相場では、金は買われ上昇する――こうした逆相関の傾向が、金相場と株価にあるといわれてきた。

コロナ禍で急伸し過去最高額を記録