金融,営業
(画像=PIXTA)

銀行・保険・証券の商品を扱う事業者が登場する。

2020年6月、金融商品販売法が「金融サービス提供法」に改正。ここで新たに創設されたのが「金融サービス仲介業」である。

金融サービス仲介業とは、銀行・保険会社・証券会社の商品・サービスを横断的に仲介できる金融事業者のこと。

こうした金融商品の仲介業といえば、保険業界の『ほけんの窓口』が有名だが、取扱商品はあくまで保険に限られる。実は金融事業者が銀行・証券・保険の商品を取り扱いたいなら、各ライセンスを個別に取得しなければならず、それは事業者にとって相当ハードルが高いのだ。

今回の改正では、縦割りだった既存の仲介業を変更し、1つの登録で銀行・証券・保険はもちろん、協同組織金融機関や貸金業者のサービス(貸金業貸付媒介業務)も仲介できるようになる。

「金融サービス仲介業者となれば、複数の金融機関の金融商品を横並びで顧客に紹介することが可能となります。顧客の立場で見ても、これまではわざわざ1社1社、条件や金利などを調べなければならなかったところが、一覧化されることになりますから、負担が軽減するとともに顧客自身が最も有利な金融商品を選択することが可能となります」(NTTデータ経営研究所・大野博堂氏)

取り扱える商品等は今後決まる予定