説明
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バンクビジネス
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第11回目は、貸借対照表の勘定科目のうち、「仕入債務が増加している局面」に着目します。仕入債務とは、主に買掛金や支払手形などが該当し、商品・原材料の購入費用やサービスの対価のうち、未払いとなっているものをいいます。

仕入債務は、契約等により決済条件が定められ、支払期日に代金の決済がなされることが一般的です。また営業活動から生じるものが多く、それらの残高は営業活動の動きと密接に絡んだ動きをすることが通常です。

仕入債務の増減要因を把握するにあたり、重要なポイントは①取引規模の変化、②決済条件・支払状況、③仕入れ等の発生時期の3点です。もちろん他にも確認すべき事項はありますが、企業の状況を見極めるにあたっては、まずこの3点に注目しながらヒアリングを実施するのが有用といえるでしょう。

取引規模の変化は仕入債務に直結しやすい