事例でわかる! コロナ下の営業店OJT
(画像=PIXTA)

コロナ禍で1年目を過ごした20年度新卒行職員。彼らが2年目を迎えるにあたりOJT担当者はどんな指導をすべきか見ていく。

一般的に金融機関のジョブ・ローテーションでは、入社当初に内部の事務を経験し、その後、窓口営業や渉外業務などを担当するケースが多い。新人が窓口営業や渉外業務を担当することになる時期は金融機関によって異なるが、2年目からというところも多いだろう。

教育を受ける環境がコロナで激変

ところが、2020年度の新卒行職員は、コロナ禍の影響を受けた初めての新人で、十分に経験を積めていない。営業店に配属されるのが例年よりも遅くなり、配属後も交代制勤務やテレワークといった勤務形態を余儀なくされた。コロナ対策の制度融資などの対応で多忙を極めた先輩・上司とのコミュニケーションも限られてしまい、教育を受ける機会が減ってしまったという。

お客様と向かい合い、商品やサービスを案内するというのは、決して簡単なことではなく、例年、これを不安に感じる担当者は多い。仕事のペースを確立できずに悩み、結果、金融機関を辞めたいと思うまで追い込まれてしまう人も少なくない。

このように例年でも2年目の行職員は不安を抱えるのに、ましてや2021年度に2年目になり、営業を始める行職員の不安はどれほどか計り知れない。自分自身のスキルに不安があるうえ、次の新人がもう入ってくるという焦りもあるはずだ。

OJT担当者は、21年度に2年目を迎える行職員に対して、今まで以上にキメ細やかな指導を行うべきなのだ。

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