コロナ倒産
(画像=PIXTA)

新型コロナウイルスの影響で、休廃業・解散に追い込まれる企業が増えている。企業が退場すると失職者も増えることになりそれは日本経済にとっても大きなマイナス要因となる

新型コロナウイルスの影響で企業破綻が増えるという一般の認識とは逆に、昨年度の倒産は7773件と前年比7.3%減少した(東京商工リサーチ調べ)。政府による実質無利子の融資や持続化給付金、雇用調整助成金などの支援が奏功したようだ。

しかし、実は経済社会からひっそりと退場した企業が5万件近くに上ることは、あまり知られていない。同社の調べでは2020年中に「休廃業・解散した企業」は前年比で14.6%増加し、2000年の調査開始以来最も多い4万9698件に上ることが明らかになった。休廃業・解散は経営の行き詰まりが原因と思われがちだが、昨年は退場企業の61.5%が当期損益が黒字だった。