コロナ下で問われる「非メイン行」の融資支援
(画像=PIXTA)
ケース2 メイン行が条件変更に応じず非メインの自行に依頼があった
非メイン行が独自の判断で条件変更できるのか

こう対応しよう!

メイン行が条件変更に応じないからといって、非メイン行の自行庫も条件変更を断ることはない。独自の判断で戦略的に条件変更を行っても差し支えはない。

メイン行が応じないのに非メイン行である自行庫が単独で条件変更に応じるには相当な勇気がいるが、その企業に将来性があると判断できる場合は、メイン行より先に条件変更に応じることで、今後は自行庫が支援の主導権を握れるといった戦略的な判断もできる。

また信用保証協会の「借換保証」を活用し、メイン行の肩代わりを検討するという選択肢もあるかもしれない。

ただし、本ケースでは条件変更に応じる前に、なぜメイン行が条件変更に応じないのか把握することが必要だ。

一番多いのが、債務者に返済能力があるとメイン行が判断したケースであろう。

例えば、保証人である代表者の役員報酬や受取地代家賃等を考慮すれば十分返済できると判断したのかもしれない。このような場合、非メイン行であっても決算書附属明細等をよく精査して、自助努力での返済を説得するなど、メイン行と協調姿勢をとることも考えられる。

メイン行に相談するよう促すことも必要に