
(画像=PIXTA)
Q 経営者から困り事は聞けており各種情報提供や関係機関の紹介等の支援はしているのですが、さらなる取引深耕を図りたいと考えています。その糸口をつかむにはどんな資料をチェックすればよいですか。また、そこからどう提案につなげればよいですか。
A 取引先とさらに取引深耕を図るなら、まずは直近の決算書を見てほしい。
皆さんは、決算書をどのように捉えているだろうか。定期的な決算格付・査定作業のための単なる資料として預かってはいないだろうか。
多くの経営者は自社の決算書を大切にしている。法人担当者は、そこに表れた1年間の試行錯誤と努力の重みを十分理解し経営者に寄り添っていただきたい。その覚悟や意気込みはきっと伝わり、ヒアリングや課題の検討がしやすくなるはずだ。