冷えは「万病のもと」といわれるぐらい、健康リスクを増加させます。この記事では、冷えが健康リスクを増加させる理由と、冷えを防止する方法を解説します。しっかり「冷え対策」をして、健康な状態で冬を乗り切りましょう。

低体温や冷えが引き起こす健康リスク

冷え対策
(画像=PIXTA)

最近では、平熱が36度を下回る低体温の人が増えています。

低体温は、程度にもよりますが、血行不良や消化不良、食欲不振などを引き起こします。また、免疫の働きが低下することで、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症リスクが高まります。さらに、集中力や意欲が低下するなど、メンタルに悪影響を及ぼすこともあります。

また、気温が下がる秋冬は冷え性に悩まされる人も多いでしょう。お風呂上がりもすぐに手足が冷えてしまったり、手足が氷のように冷たくてなかなか眠れなかったり‥。冷え性が肥満や便秘、下痢などの不調を引き起こすこともあります。

「冷えは万病のもと」と言われる理由

昔から「冷えは万病のもと」といわれています。冷えは間接的にさまざまな健康リスクを高めることになるのです。冷えが引き起こす主な健康リスクについてみていきましょう。

●血行が悪くなる

冷えは血行不良を引き起こすことがあります。

血液には、全身に酸素や栄養を運び、老廃物を回収する役割があります。血行不良になると、酸素や栄養が十分に行き渡らなくなり、老廃物がたまる原因になります。また、血行不良でよけいに冷えが悪化するという悪循環に陥るケースも考えられます。

さらに、血行が悪くなると顔色も悪くなり、老けていたり、不健康に見えやすくなってしまいます。

●自律神経の不調と深く関わっている場合がある

冷えは自律神経の乱れと関わっている可能性があります。自律神経が乱れると、体温調節ができなくなり、冷えが悪化することにもつながります。

自律神経の乱れは、肩こりや不眠といった症状を引き起こします。眠りが浅くなると、十分に睡眠をとっているつもりでも、疲れがとれにくくなったりします。「寝ても疲れがとれない」という場合、自律神経の乱れが原因かもしれません。

●身体だけではなく精神の疾患にも関連する

自律神経の乱れは、精神疾患とも関連があります。そのため、冷えが精神疾患に間接的に影響することがあります。

憂うつな気分が続いたり、何をするにもおっくうだったりといった症状が続く時は、医療機関を受診するとともに、冷え対策に取り組んでみるといいかもしれません。

●体温が下がると免疫の働きが低下する

免疫とは、私たちの身体をウイルス等の異物から守ってくれる防御システムのことです。体温が下がると、免疫の働きが低下します。そのため、感染症リスクが高まります。また、腹痛や下痢といった症状が表れることもあります。

冷えへの対策は?

これまで解説してきたように冷えはさまざまな健康リスクを増大させます。しっかり「冷え対策」をして、健康に冬を乗り切りましょう。

●冷え対策1.食べ過ぎを避けて運動をする

食べすぎると消化のために血液が胃腸に集まった結果、血行不良となり、冷えを招くことがあります。また、運動不足も血行不良を引き起こし、冷えの原因になります。冷えを防ぐためには、食べ過ぎを避けて運動を習慣化しましょう。

お菓子や好物を常備しておくと、食べ過ぎの原因になります。常備せず、必要な時に買いに行くようにすれば、食べ過ぎを防ぐことができるでしょう。また、3食しっかりとることで、間食が減らし健康的な食生活につながるでしょう。

仕事で忙しくなかなか運動ができない人は、「できるだけ階段を使う」「一駅歩く」などできそうなところから実践してみてください。最初は10分のウォーキングから始め、少しずつ時間を延ばしていくという方法もあります。

●冷え対策2.身体を温める食材を摂る

身体をあたためる食品を意識的に摂るのも冷え対策として効果があるといわれています。

身体をあたためる食品は具体的には下記の通りです。

・ニンニク
・しょうが
・ネギ
・ニンジン
・カボチャ
・ごぼう
・レンコン
・こんにゃく

寒い時期は、白湯にしょうがとハチミツを溶かして飲むと、身体があたたまります。ニンニクは梅干でつけてニンニク梅にすると手軽に食べられます。ニンジンやカボチャをカットして冷凍しておき、毎日の食事にコンソメスープを添えるのもいいかもしれません。

●冷え対策3.自律神経のバランスを整える

自律神経のバランスを整えるには、規則正しい生活が大切です。毎日3食きちんと食べ、0時前には就寝しましょう。適度な運動も自律神経を整えることにつながります。

また、自分の好きなことをして、リラックスした時間を過ごすことも大切です。つい仕事やプライベートの予定をたくさん入れてしまうという人は、意識的にリラックス時間を作ることを意識してみてください。

生活習慣の見直しが「冷え対策」に効果的

冷えは血行不良や自律神経の乱れを引き起こし、さらに冷えが悪化するという悪循環に陥ります。肥満や便秘、下痢、感染症など、一見冷えとは関係なさそうな症状が、冷えによって引き起こされていることもあります。

「万病のもと」といわれる冷えは、生活習慣を整えることで、改善されるといわれています。食事・運動・自律神経に注目し、自分にとって取り組みやすいところから生活習慣を見直してみてください。

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