新型コロナウイルス感染症の影響で多くの企業が打撃を受ける中でも、日本の富裕層は増え続けています。コロナ禍でも増え続ける富裕層は、どのような意識を持っているのでしょうか。

2005年以来、最多となった日本の富裕層

富裕層,健康意識
(画像=PIXTA)

株式会社野村総合研究所は、2019年の日本の純金融資産保有額別の世帯数と資産規模を各種統計から推測しました。また、2020年10月11月に全国のオーナー経営者を対象に保有資産や意識に関するアンケート調査を行っています。さらに調査の一環として2019年度における純金融資産保有額(金融資産の合計から負債を差し引いた額)を5つの階層に分け、以下のようにそれぞれの世帯数を明らかにしています。

・超富裕層(5億円以上):8万7,000世帯
・富裕層(1億円以上5億円未満):124万世帯
・準富裕層(5,000万円以上1億円未満):341万8,000世帯
・アッパーマス層(3,000万円以上5,000万円未満):712万1,000世帯
・マス層(3,000万円未満):4,215万7,000世帯

2019年の超富裕層と富裕層の世帯数の合計は、2005年以降最多だった2017年の126万7,000世帯よりも6万世帯多い132万7,000世帯でした。

超富裕層と富裕層世帯は、アベノミクスが始まった2013年から増加し続けています。ただ、新型コロナウイルスの流行が始まった2019年12月ごろから1年以上が経過したことで超富裕層と富裕層の世帯数は減少することが推測されていました。

しかし実際には世帯数は増加を続けています。多くの企業が新型コロナウイルス感染症の影響で打撃を受けている中、なぜ超富裕層と富裕層は資産を守ることができているのでしょうか。

約3分の2が「健康や体力増進に関する意識が強まった」と回答

日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計
引用:野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計」

アンケート調査によると、新型コロナウイルス感染症の流行により全国のオーナー経営者の消費生活や意識、興味関心が大きく変わっています。約3分の2に相当する65%ものオーナー経営者が「健康や体力増進に関する意識が強まった」と回答しているのです。

健康状態が悪くなると仕事のパフォーマンスが落ちるだけでなく、新しいアイデアも浮かばなくなる可能性が高まります。またコロナ禍に伴い外出が減り、体力が低下することで1日の労働時間が短くなれば収益低下につながる恐れもあります。健康や体力増進に関する意識が強まったのは「危機管理能力が優れているため」と考えられます。

また「ソーシャルディスタンスを意識した旅行をするようになった(47%)」「本を読む時間が増えた(47%)」などコロナ禍でもストレス発散や情報のインプットに努めている超富裕層・富裕層が多いことにも注目が必要です。さらに消費行動の変化では「高額な商品やサービスの利用を控えるようになった」が39%となりました。

このことから状況に応じて消費の方針を変えている富裕層が多いことが分かります。超富裕層・富裕層は「現状における最良の行動を選択することで資産を守っている」といえるでしょう。

富裕層にとって健康への意識は不可欠

アンケート調査の結果、健康や体力増進の意識が強くなった超富裕層・富裕層が多いことが分かりました。富裕層を目指すには、時代背景を踏まえたビジネスモデルの展開など資産を増やすための行動が必要です。しかし、どれだけ優秀な経営者でも健康状態に問題があれば思うように経営ができなくなります。

また、収入を増やすために激務をこなす場合、「ストレスがたまり暴飲暴食に走る」「休日は家で1日過ごすことで運動不足になる」といった点も懸念材料の一つです。こうした行動は、糖尿病や高血圧、脂質異常症など生活習慣病のリスクが高まります。さらに強いストレスは感染症やがんに罹患するリスクも高めるため、資産を失うことにもつながりかねません。

生活習慣病は継続的な通院が必要なため、罹患すると医療費が高い状態が長く続きます。そのため、生活習慣病やがんなどの早期発見・早期治療のために定期的に健診を受けることが大切になってくるでしょう。ただ、健診によって早期発見を目指す病気の種類は異なります。例えば年1回の会社の定期健診は、主に生活習慣病の早期発見が目的です。年齢や健康状態に応じて適切に健診を選びましょう。

健康を含めた自身の「資産」を増やしたい場合は、労働や運用に注力する一方で「投資」という視点も欠かせません。睡眠や食事、運動などの生活習慣を見直しという自身の健康への「投資」を行うことで生活習慣病のリスクを下げることも重要になります。富裕層を目指すためにも、自身の健康に対する「投資」は不可欠と言えるのではないでしょうか。

※KRD Nihombashiは健康保険の使用ができない、自由診療の健診施設です。 健診は、スタンダード、ライト、「歯・目・血」、プレミアム、レディースの各コースをご用意しており、 料金はスタンダードAコースで13万7500円、Bコースで12万1000円、プレミアムでは男性コース22万円、 女性コースは24万8000円となっています。各コースともに、70項目以上の検査項目を実施し、 受診者さまの健康管理をサポートいたします。料金の詳しくは以下をご確認ください。
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