人生100年時代!資産寿命を延ばすアドバイス【最終回】過去の実績や人気に捉われない運用提案
(画像=PIXTA)

不動産融資で本審査を行う場合、お客様が不動産業者と取り交わした「売買契約書」や「重要事項説明書」も確認しますが、金融機関はどんな観点でチェックすればよいですか。

不動産に関わる融資の本審査でお客様に提出を求める書類に、締結済みの売買契約書と重要事項説明書がある。売買契約書は売り主と買い主が結んだ契約条件を書面化したもの、重要事項説明書は宅建業者(不動産会社)が買い主に物件の購入判断にあたり重要と思われる事項を説明した書類だ。

今回は2つの書類について担保価値の把握、トラブルの可能性という2つの観点で解説する。理解しておけば不動産と取引全体を把握できるはずだ。

相場より高い契約は偽造契約の可能性もある