一番に相談される渉外担当者になるための12のヒント
(画像=PIXTA)

北門信用金庫企業支援室の取組み──企業の現実を踏まえた独自支援例

第4回目となる今回は、北門(ほくもん)信用金庫(北海道滝川市)企業支援室の伊藤貢作室長に地方における企業支援事例をご紹介いただこう。

財務面よりも経営面の相談が多い

北門信用金庫の企業支援室は、私を含めて2名体制で運営をしています。小さく見えると思いますが、当金庫の職員数は240名強、その中でも相当な独自性を認めていただいており、企業支援・再生・事業承継や経営相談など広範囲で活動しています。1週間ほとんど金庫にいないということも日常茶飯事で、大半の時間を企業と一緒に過ごしています。

本部や現場からの依頼で動くこともありますが、当金庫はすでに10年以上も踏み込んだ企業支援活動をしていますので、企業から直接依頼をいただくことも少なくありません。その内容も、財務面より経営や事業そのものに関する相談が多いのが特徴です。

私は元々金融機関以外で企業再生に従事していた関係もあり、金庫の人材育成もお願いされています。企業支援室に配属される職員は有望な支店長候補クラスが多く、〝企業側の現実〟〝複眼的な視野〟が身につく育成を行っています。

零細企業の再編には課題や宿題が残る…