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【遺産分割協議等に関するケース】
8. 調停調書謄本による払戻しを依頼された…

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相続財産については、相続人間の判断にもよりますが、遺言もなく、遺産分割協議も長期間にわたって整わないとなると、家庭裁判所の「調停」に委ねるという選択肢が生じます。

これは「調停委員を介して、相続人が財産分与について話し合いを行う」というものですが、これでも相続人全員がその結論に合意しなければ、調停は成立しないこととなります。家庭裁判所が介するといっても、当事者に対する強制力は伴わないものです。

そして調停が不調に終わった場合、次の選択肢として家庭裁判所に「審判」を申し立てる方法があります。ちなみに、審判からの「決定」は裁判による「判決」とは異なるものです。裁判が原告・被告に分かれた争いになるものである一方、審判では当事者間に争いはあるものの、一方が他方を訴えるものではない点で区別されます。