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【異例なケース】
10. 相続放棄した人がいる旨を伝えられた…

バンクビジネス
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相続とは「被相続人の財産上の権利や義務を相続人が引き継ぐもの」とされています。しかし、相続人の意思に反してまで相続が強制されるわけではありません。そのため、相続人には家庭裁判所において「相続放棄」「限定承認」の手続きが認められています。

相続財産には、現金預金および有価証券、不動産などの財産だけでなく、借入金などの債務も含まれることになります。仮に相続する財産よりも債務のほうが大きければ、相続人はその債務を個々の財産や毎年の収入から弁済していかなければなりません。

このような場合には、民法では相続放棄と限定承認(相続した財産の範囲内で債務を承継すること)を認めています。それらの手続きをする場合、相続人は相続の開始があったことを知ったときから3ヵ月以内に行わなければなりません。何もせずにこの期間が過ぎてしまうと、すべて相続する意思がある(単純承認)とみなされます。