老後資金づくりをいまどう提案するか?
(画像=PIXTA)

20〜30代のお客様への老後資金づくりのアドバイス

資産形成層ともいわれるこの世代は、一般的に「現時点で多額の資産を保有しておらず、これから資産をつくっていく」世代である。

価値観が固定化しておらず、その後のライフイベントや社会生活を経て変化していくケースも多いと思われるので、まずは「その時点での老後資金づくりに対する価値観・ニーズ」を尊重しながらヒアリングを実施することが重要である。

特に20代は「老後と言われてもだいぶ先なので、ピンとこない」という人もいれば、「どうせ私たちの世代は年金なんてもらえないだろうし、すごく不安」という人もいて、多種多様だ。

30代も様々だが、小さい子どもがいる世帯だと「今は子どものことに精一杯」という人が多く、単身者や子どものいない夫婦は「今のうちから老後資金のことを考えておきたい」という意見も多い。

まずはそれらをしっかりと受け入れて、プラン立案に織り込むのがよいだろう。

また、「私は結婚していないし、今のところする予定もない。もしずっと独りだったときのためにどんどん貯金しておきたい」と相談に来た人が、結婚・出産した途端に相談内容が180度変わった。こんな経験をしたFPの方も多いのではないだろうか?

価値観・ニーズは今後のライフイベントなどを機に大きく可能性があることを、明確に伝えておくことも必要である。

老後資金づくりニーズの有無に応じたアドバイスを