
(画像=PIXTA)
1 純預金先に対するアポイントの成功率を高めるコツ
融資がなく預金取引のみの企業にとって、自行庫はどんな存在か──テレアポを行う前に、この点を推察することから始めたい。
一口に「純預金先」といっても、「10年以上前から預金がある先」もあれば、「口座を開設してからまだ1〜2年程度の先」もある。また「平残が大きく入出金も頻繁にある先」もあれば、「平残が小さく入出金頻度も少ない先」もある。こうした取引履歴を見ることで、自行庫が純預金先にとって重要な金融機関か否かが分かるだろう。
特に「昔から預金取引があり、平残も大きく入出金が頻繁な先」であれば、自行庫に対する印象は悪くなく、融資取引がなかったのも単にタイミングが合わなかっただけかもしれない。純預金先に電話をかける場合、このような企業からアプローチしたい。