資産を1億円持っていれば、文句なく「富裕層」であると言える。もし今あなたが富裕層を目指しているなら、お金持ちの習慣や共通点を考察し、まねるべき点はまねていくのが近道だ。

この記事では、富裕層の定義の他、お金持ちの習慣や共通点を解説していく。

目次

  1. 純金融資産保有額1億円以上が「富裕層」
  2. 今日からまねすべき?!お金持ちの習慣や共通点
    1. 1. 健康第一
    2. 2. 謙虚な姿勢
    3. 3. 前向きな性格
    4. 4. 壮大な目標
    5. 5. ブランドより質を重視
  3. 富裕層は一日にして成らず

純金融資産保有額1億円以上が「富裕層」

富裕層
(画像=Tierney/stock.adobe.com)

マーケットリサーチを手掛ける野村総合研究所は、純金融資産保有額によって超富裕層・富裕層・準富裕層・アッパーマス層・マス層と世帯を分類し、各層の世帯数などを毎年公表している。では「富裕層」はどのように定義されているのか。

野村総合研究所の各層の定義と、2019年における各層の世帯数ならびに世帯数割合は以下の通りだ。

 分類  純金融資産保有額  世帯数  世帯数割合
 超富裕層  5億円以上  8.7万世帯  0.2%
 富裕層  1億円以上5億円未満  124.0万世帯  2.3%
 準富裕層  5,000万円以上1億円未満  341.8万世帯  6.3%
 アッパーマス層  3,000万円以上5,000万円未満  712.1万世帯  13.2%
 マス層  3,000万円未満  4,215.7万世帯  78.0%

出典:野村総合研究所

「富裕層」の定義は純金融資産保有額が1億円以上、「超富裕層」の定義は5億円以上となっている。世帯数割合では、富裕層は全世帯のうち2.3%、超富裕層は0.2%となっている。富裕層を目指すということは、つまり日本の上位2.5%に入ることを目指すということと同義だ。

こう見ると富裕層になるのは非常に難しく感じるが、富裕層と超富裕層は年々増加していることに注目したい。2019年と10年前である2009年を比べると、富裕層は79万5,000世帯から124万世帯へ、超富裕層は5万世帯から8万7,000世帯へと大幅に増えている。

つまりお金持ちの仲間入りを果たしている人は、毎年一定程度存在しているということだ。

今日からまねすべき?!お金持ちの習慣や共通点

富裕層を目指すのであれば、富裕層の習慣や姿勢をまねることが一つの近道となると考えられる。ここでは、お金持ちの習慣や共通点を考察していこう。

1. 健康第一

富裕層を目指す場合、心身の健康を維持することは何より重視すべき点であると言える。体調を崩したり、メンタルの病を患ったりしてしまっては、仕事に力を入れることができず、モチベーションも低下する一方だ。お金持ちには、健康に気を遣っている人が多い。

健康を維持するためには、健康への「投資」を怠らないことだ。定期的な人間ドックや毎朝のジョギング、フィットネス通いなど……。多少お金が必要になる場合もあるが、健康でい続けられるという大きなリターンを考えれば、微々たる出費だと考えられるのではないだろうか。

2. 謙虚な姿勢

強気な姿勢で投資を成功させて「億り人」になった人もいるが、それは一握りの人だけだ。着々と富裕層への階段を上っている人は、自分が許容できるリスクをしっかりと考慮し、謙虚な姿勢で着実に資産を増やそうとしている。

これは資産運用だけではなく、ビジネスにおいても言えることだ。富裕層になれた人の中には、自分に慢心せず、常に他人の教えや考え方に耳を傾け、謙虚な人が多い。謙虚で低姿勢な人は信頼を得やすいため、有益な情報を得られる機会も増えるだろう。

3. 前向きな性格

常に前向きであることも重要な要素だ。「人生は山あり谷あり」という言葉があるように、仕事や私生活で苦難は必ず訪れる。しかし、そういうときこそ人間が試される。前向きであればピンチをチャンスに変える発想も生まれ、こうした苦難を乗り越えやすい。

「ケンタッキー・フライド・チキン」で大きな成功を果たしたカーネル・サンダースも、若い頃は何度も転職を繰り返し、多くの挫折を味わったという。しかしそこで諦めずに何度も立ち上がったことで、40代になってから成功への道を歩み始めたのである。

4. 壮大な目標

富裕層になるためには、壮大な目標を立てることも重要だ。その目標を達成するためには多くの努力が必要となり、結果的に自分自身が大きく成長することにつながる。

ただし、壮大な目標を実現するためのロードマップをしっかりと本人が描けていなければならない。何年後までに何を達成して、その次は何年後までに何を達成して……というように、小さな目標の達成を積み重ねていくという視点も重要となる。

5. ブランドより質を重視

当然のことだが、衣食住などにおいてブランド志向が激しくなると出費が増えていく。富裕層の中には、ブランドよりも「質」や「コストパフォーマンス」を重視した買い物を心掛けている人が多く、出費が大きくならないよう、うまくセルフコントロールしている。洋服は全てファストファッションという人も少なくない。

富裕層は一日にして成らず

「ローマは一日にして成らず」に模して言うなら、「富裕層は一日にして成らず」だ。長期間の努力なくして富裕層入りを成し遂げることはできない。この記事で紹介したお金持ちの習慣や共通点から学びを得て、一歩ずつ富裕層への階段を上がっていこう。