銀行
(画像=PIXTA)

【トーク2】取引時確認

トーク例

窓口担当者 では、恐れ入りますが、免許証を拝見してよろしいですか。

お客様 はい。どうぞ─これで大丈夫ですか。

窓口担当者 拝見します。△ △様、お住まいは□□町でいらっしゃるんですね。
※住居が遠い場合は「職場などはこのお近くですか」などと尋ねる。

お客様 そうですね。

窓口担当者 □□町は近くに公園があって、よいところですね。でもここからですと、歩いて来店されるのは大変ですね。お車か何かでお越しでしょうか。

お客様 今日は自転車で来ましたよ。健康のために自転車で出かけるようになって。

窓口担当者 それは良いことですね。これから気持ちいい季節になりますしね。では、免許証のお写真でご本人確認をさせていただきます。大変申し訳ございませんが少しの間だけ、マスクをずらしていただいてもよろしいですか。

お客様 ああ、そうですね。これでいいですか。

窓口担当者 ありがとうございます。お手数をおかけいたしました。お戻しください。では、便利な総合口座のお通帳をお勧めいたします。よろしいでしょうか。

お客様 はい、お願いします。

窓口担当者 お手数ですが、いくつかお手続き書類にご記入いただけますか。まずは、こちらの「口座開設申込書」へのご記入をお願いいたします。こちらの太枠内に、ご住所・お名前・お電話番号などをご記入ください。

お客様 わかりました。

窓口担当者 どうぞ、こちらのボールペンをお使いください。また、免許証の番号を控えさせていただいてよろしいですか。

いいですよ。…記入できました。

窓口担当者 はい、結構です。ありがとうございます。免許証をお返しいたします。△△様、お始めの金額はおいくらになさいますか。

お客様 では、3000円にします。

窓口担当者 かしこまりました。それでは、申込書のこちらの欄に「3000」と記入いただいて、数字の前に¥マークをお願いいたします。

お客様 これでいいですか。

窓口担当者 はい、ありがとうございます。では次に、お口座を開設いただく際の確認事項がございますので、お伺いしてよろしいでしょうか。
最近は、振り込め詐欺などの犯罪が増えておりますので、万が一お口座が犯罪等に利用されないように、すべての方にお伺いしています。大変お手数ですが、ご協力お願いいたします。

お客様 わかりました。今はどこでもそうですもんね。

窓口担当者 ありがとうございます。こちらのお口座ですが、お使いみちは給与のお受取りとのことでしたね。

お客様 ええ、近くて便利だし、会社の人にも勧められて。

窓口担当者 さようでございますか。ありがとうございます。

取引時確認は、犯罪収益移転防止法により決められた手続きです。確認事項は住居、氏名、生年月日、取引を行う目的、職業の各項目です。連続したヒアリングが「尋問」にならないように気を付けましょう。雑談も入れながら進めていくと和やかな雰囲気になります。

本人確認書類を受け取る際はひと言添え、カルトンか両手で受け取りましょう。そのときに写真部分に指が触れないように注意します。その後、書類の名前を見て、呼びかけます。漢字が読めないときは質問しましょう。

また、居住区域が営業圏内かどうかもチェックしておきます(金融機関の規定による)。免許証の場合は、有効期限や裏面に住所や氏名変更などの記載がないかも注意しましょう。

写真付きの書類の場合は、マスクを外してもらい、顔を確認します。マスクを取ることに抵抗のあるお客様もいますので、理由を丁寧に伝えましょう。

開設目的は途中でヒアリングしてもOK