親であれば誰もが「将来自分の子どもが社会で活躍してほしい」と願うことでしょう。特に富裕層は、子どもに習い事をさせる親が多い傾向です。社交界や実業界にデビューする際に困らないようにするための将来への投資と考えることもできます。富裕層は、子どもにどのような習い事をさせているのでしょうか。

富裕層は子どもの習い事に力を入れている

将来への投資?富裕層が力を入れている子どもの習い事とは
(画像=milatas/stock.adobe.com)

はじめに富裕層は、なぜ子どもの習い事に熱心なのでしょうか。まず基本的に富裕層は「生活に余裕があるため、子どもの教育にお金をかけられる」という経済的要因があります。少子高齢化が進み現代では子どもの数も1世帯に1人か2人という傾向のため、1人の子どもに対してふんだんにお金をかけることができる状態です。

また富裕層のなかには会社を経営している人もいます。自分の子どもを後継者に考えている場合、将来に役立つ習い事をさせることは必要な投資といえるでしょう。単にスキルを身につけるだけでなく「人間的にも成長してほしい」という目的もあるかもしれません。習い事は、人との交流があるため、人間関係を学ぶうえでも有意義です。

もう一つセレブと呼ばれるクラスの富裕層は、社交の場に出ることが多くなります。品格を保つには、セレブらしい服装や身のこなしが必要です。大人になって急に身につくものではないため「幼少期からの習い事で品格を身につけさせたい」という願いがあることも想定できます。それでは、富裕層が子どもを通わせている習い事から主なものを6つ紹介しましょう。

グローバルな人材に育てるために必須の語学教室

現代は、経済のグローバル化やインバウンドの拡大もあり語学の習得は必須です。外資系企業はもちろん商事会社や貿易会社、航空・海運会社などに勤務する場合、海外クライアントとの交流は避けて通ることはできません。社会人になってから習う人もいますがネイティブな語学力を身につけるには幼少期から慣れ親しむことが理想的です。

一般的には、世界の共用語となる英語の習得を目指す人が多いかもしれません。しかし自分が活躍したい国に合わせてドイツ語やフランス語、中国語、韓国語なども習得するとよりビジネスチャンスが広がるでしょう。また富裕層の家庭では、子どもを海外留学させることがあります。幼少期から語学を習得させておけば留学するときに早く現地の環境に慣れる可能性も高まるでしょう。

良好な人間関係を築く基本は、コミュニケーションです。そのため語学教室は最適の場所といえます。月謝は5,000円~1万円程度です

情操教育の定番で根気を養う音楽教室

情操教育の定番といえば「音楽教室」です。ピアノ教室が一般的ですがギターやヴァイオリンなどの弦楽器やフルート、トランペットなどの管楽器、ドラムスやマリンバなどの打楽器まで実に多くの楽器があります。音楽は、かなり根気のいる習い事です。楽譜の読み方を覚えるだけでもある程度時間がかかります。

また弦楽器であれば指にタコができるぐらい弾きこまないと弦を押さえることにも慣れないでしょう。音楽教室は、根気を養うだけでなく左右の脳をバランスよく育てることにも向いているため、理解力や記憶力を養うことにもつながります。音楽教室は大きく分けると「総合音楽教室」と「専門音楽教室」の2つです。

ヤマハ音楽教室に代表されるような総合型は、1つの教室でピアノやギターなどさまざまな楽器のレッスンを行っています。一方の専門型は、特定の楽器に絞ってレッスンを行う教室です。ほかに講師が直接自宅を訪れる出張レッスンというスタイルもあります。富裕層は、出張レッスンが多いかもしれません。月謝は級が上がるにつれて高くなる仕組みでピアノ教室の場合5,000円~1万円程度です。

ピアノの出張レッスンは30分1万円、60分2万円程度になります。

セレブらしさを身につける乗馬クラブ

セレブの習い事といえば「乗馬クラブ」といわれるほどブリティッシュスタイルの乗馬服に身を包み颯爽と闊歩する姿は絵になります。セレブらしい落ち着きと優雅な身のこなしを習得することができるでしょう。乗馬の特徴は、相手が動物という点です。「自分の態度や行動が馬にどのような影響を与えるか」を見ることによりコミュニケーション能力を養うことができます。

当然、動物への愛護精神も育まれるでしょう。幼少期から動物との触れ合いを持つことは、子どもの精神的な成長にプラスとなります。会員制の乗馬クラブには、子ども向けのジュニア会員コースがあり18歳までのジュニアクラスで入会金22万円、月謝2万8,600円(「八王子乗馬倶楽部」の例)という料金です。

実業界デビューに備えるゴルフスクール

将来実業界にデビューする際、ゴルフの習得は欠かせない要素の一つになります。テレビのニュースでも米国大統領と日本の首相がゴルフに興じる場面を見たことがある人も多いのではないでしょうか。他にも著名な実業家同士がゴルフを通じて友好を深めることも少なくありません。ゴルフは、富裕層の代表的な趣味として時代に左右されない人気があります。

音楽のような一般的な趣味ではありませんが「ジュニアゴルフスクール」もあります。ジュニアと名がついていてもゴルフ練習場で行うわけではなく本物のゴルフ場でレッスンを行う本格的なスクールです。料金は「キッズゴルフ」の例で入会金3万円、月謝が月2回のコースで3万8,000円かかるため、やはり富裕層向けの習い事といえるでしょう。

伝統芸能を世界に伝える日本舞踊

海外のセレブは、子どもにバレエを習わせる親が多い傾向です。日本では「日本舞踊」が該当します。日本の伝統芸能となる日本舞踊は、単に踊りだけでなく礼儀作法や浴衣の着付けなども学ぶことが可能です。生け花と同様に日本舞踊も流派があるため、同じ演目でも踊り方が異なる場合があります。そのため入門する前に流派について調べておくと安心です。

グローバル化が進むこれからの社会では、外国人の前で披露する機会も増えるかもしれません。月謝は、グループの稽古で1万~2万円、個人レッスンで2万円程度です。ただし日本舞踊の場合は着付けが必要で発表会に出演する際は10万円以上の費用がかかる場合もあります。名取や師範などの資格を取るときも家元に費用やご祝儀を納めなければなりません。

優美な世界ですが今回紹介した習い事のなかでは総費用がかなり高めとなるため、富裕層でなければ難しい習い事といえそうです。

護身術を身につける空手も人気

海外セレブを中心に子どもに「空手」を習わせることが人気です。日本と違い海外では「セレブが犯罪の標的になることが多い」という事情があります。本人のみならず子どもが誘拐されるリスクを考えるセレブが多いのでしょう。空手は、護身術に役立つ習い事のため、日本でも今後習わせる親が増える可能性もあります。

体力の増強になるほか、あいさつや集中力、落ち着きなども身に着つることが期待できるでしょう。空手道場でも子どもの育成に力を入れており多くの道場で「子どもクラス」を導入しています。月謝は、5,000円~1万円程度です。ここまで富裕層が力を入れている子どもの習い事について紹介しましたが乗馬・ゴルフ・日本舞踊とそれ以外で月謝は二極化しています。

しかしいずれの習い事も身につけて損のないものばかりです。将来への投資と考えて子どもの個性に合った習い事を見つけてみてはいかがでしょうか。

※記事中で紹介した月謝等の費用は一例のためスクールによって異なります。参考までにお考えください。(提供:THE Roots

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