ネット銀行,住宅ローン,リスク
(画像=PIXTA)

Q 融資増強にあたり、経験のない不動産融資にも取り組むつもりなのですが、不動産業者との関係は実績にどのように関わってきますか?

A 不動産に関わる融資、特に土地や賃貸物件に対する融資は、常に一定の需要がある。そこで出てくる案件をつかむには、不動産業者との関係が重要だ。

ただ、ここ2〜3年の金融機関をみると、アパートローンに対する姿勢が消極的であった。その理由は2018年にスルガ銀行による不正融資が発覚し、問題となった「かぼちゃの馬車事件」をきっかけとした不動産融資の引き締めが挙げられる。

さらにコロナ禍による運転資金への融資特需により、不動産融資に積極的に取り組まない傾向はより強まったことだろう。

しかしコロナ融資もピークを過ぎたうえ、不動産の需要は底堅い。1件の融資額が大きく、かつ不動産を担保にできるというメリットもある。運転資金や設備資金への融資と比べれば効率的といえるだろう。

そこで、今回から8回にわたって融資獲得につながる不動産業者との関係構築について解説していく。

業者の信用や特徴を見極めることが重要