知識ゼロから始める!中小企業のデジタル化支援
(画像=PIXTA)

全国で相次いだトラブル。その原因は、技術面だけとは言い切れない。

みずほ銀行で、2月28日から約2週間で4度のシステム障害が発生した。トラブルはなかなか収束せず、銀行の経営姿勢を問う事態にまで発展している。

2月末のATMトラブルでは、取引ができないばかりか通帳やキャッシュカードが吸い込まれて返却されない事態となった。3月3日、7日にも一部のATMが停止し、定期預金取引が行えなくなる障害が発生。12日には国内他行向けの企業の外貨建て送金263件に遅れが生じた。

3月1日に会見したばかりのみずほ銀行の藤原弘治頭取が12日にも謝罪会見を開くも事態は収まらず、3月17日にはみずほフィナンシャルグループ(FG)の坂井辰史社長が会見。「新しいシステムに対する過信、気の緩みはなかったかを検証する」と厳しい表情で語った。

みずほ銀行は、4月1日付で就任予定だった加藤勝彦常務執行役員の頭取昇格を白紙とし、藤原氏が当面続投して問題の対応にあたるなど、関連する部門の人事を凍結。FGの坂井社長は4月1日付で全国銀行協会の会長就任が決まっていたが、これも当面見送り、三菱UFJ銀行の三毛兼承頭取が続投する。

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会見で謝罪するみずほFGの坂井辰史社長(左)(写真=共同通信)(画像=近代セールス)

合併当初から生じた大規模障害