金融,営業
(画像=PIXTA)

現代につながる歴史のターニングポイントを紐解き、金融の役割やあり方を探る。

廃藩置県後の中央集権化の流れで設計された国立銀行条例

1871年(明治4年)の廃藩置県から今年で150年を迎える。江戸幕府誕生以来約260年続いた幕藩政治が終わり、明治政府による中央集権化が進む契機となった出来事だ。

廃藩置県により、明治維新後も藩ごとに行政を司っていた知藩事は失職し、代わりに中央政府から県令(後の県知事)が派遣された。261あった藩は旧幕府領の府県と合わせて県に移行しながら整理され、現在の府県名が確立されたのが1888年(明治21年)のことだ(東京府は昭和18年に東京都に移行)。

国立銀行条例で「ナンバー銀行」が設立