コロナ禍こそ問われる!プロパー融資の進め方
(画像=PIXTA)

本稿では、すでにコロナ融資を借りているという取引先から追加融資の申込みがあった際の対応をまとめていく。

なお本稿の意見に関する部分は、筆者の所属する金融機関とは関係なく、筆者個人の意見であることを申し述べておきたい。

1 追加融資の相談があった際の初期対応

まずは、コロナ融資を借りている取引先から追加融資を求められた場合、返済の据置期間延長、もしくは据置期間の設定(条件変更)で対応できないか考える。

2021年3月までは、ゼロゼロ融資の据置期間を延長する場合、ゼロゼロ融資の借換えという方法で対応したケースが多かっただろう。しかし、3月でゼロゼロ融資の取扱いが終了したため、今後、ゼロゼロ融資の据置期間を延長する場合、条件変更で対応するか、新しい信用保証制度「伴走支援型特別保証制度」を活用して追加融資を行うという対応になる。

ただ、伴走支援型特別保証での借換えは、利子補給や保証料の優遇が抑えられ、金利が改めて設定される等の問題があり、抵抗感がある取引先も多い。取引先の状況やニーズを十分に踏まえ、基本は条件変更で対応していくことが求められるだろう。

2 追加融資の方法と対応の留意点