米住宅着工、許可件数
(画像=PIXTA)

住宅購入を検討していますが、正直、長期にわたるローン返済に不安を感じています。万一のことを考えると、住宅のグレードを下げるべきでしょうか。

住宅購入の相談に応じていると、回数を重ねるごとに相談者の表情が暗くなっていくことがある。

当初は「念願のマイホーム購入」とあって楽しみが先行し、相談者の気持ちの高ぶりを見て取れるが、具体的な話に進むほど、「ローン返済は大丈夫だろうか?」と不安のほうが強くなるようだ。

「ちょうど希望のエリアに良い土地があって…」と、予定していないタイミングで住宅購入を決めたというお客様も意外と多い。住宅ローンの知識や情報を整理する時間がなく、慌てて入手することになると、少し古い教科書どおりの対策を考えがちである。

例えば「購入額を抑えて、できるだけ頭金を貯めて借入額を少なく、借入期間を短くする」「繰上返済もできるだけ行うことで利息軽減効果を高める」といったものだ。

せっかく購入すると決めたのに、あの手この手で住宅ローンの負担を軽減しなくてはいけないという思いが、不安を増長する要因となってしまう。担当者は、教科書どおりでなくても、上手に住宅ローンと付き合うことができることを伝えていきたい。

減税制度や団信について丁寧な説明を行う