手形,小切手,取扱い,手続き
(画像=Andrey_Popov/Shutterstock.com)

Q4. 自己宛小切手って何?通常の小切手とどう違うの?

A 自己宛小切手は、支払金融機関が自身を支払人とし て振り出す小切手のことで、そのうち同一営業店の振出・支払いのものを預金小切手(通称=預手)と呼んでいます。 

自身で発行して支払うため、一般の小切手のような支払委託契約は成立しませんが、呈示期間などの小切手法上の取扱いは一般の小切手とまったく変わりません。

現金同様の信用がある

また、金融機関が振出人であると同時に支払人でもあるため、金融機関の信用力を背景に(「店舗で必ず支払われ、不渡にはならない」と)事実上、現金同様の信用があります。このため、先んじて金融機関に現金を渡し、金融機関が振出人兼支払人として小切手を振り出す場合に利用されます。

そして特殊詐欺に歯止めを掛ける一助として、この仕組みを活用したのが、「預手プラン(預金小切手等を活用した特殊詐欺被害防止対策プラン)」です。2013年に導入した静岡県では、75歳以上の高齢者が金融機関で300万円以上の出金をする際に、現金に代えて預金(貯金)小切手による手続きが勧められています。 

記名式線引小切手とすることにより、小切手に名前が記載された人の口座に資金が振り込まれるため、現金のやり取りが生じず、もしも小切手を騙し取られても、名前が記載されている限り、資金は記載人の口座にしか振り込まれないため、被害を防止できます。

ポイント

いわゆる預手として、最近では高齢顧客保護目的でも使われている

Q5. 自己宛手形や自己受手形って何?どう利用されるの?