経営
(画像=mapo/stock.adobe.com)

Q11. 「金額」欄が 手書きで書き換えられている小切手が支払呈示されたらどう対応すればよいの?

バンクビジネス
(画像=バンクビジネス)

A 小切手に効力が生じるための要件(必ず小切手に記載すべき事項)は、小切手法で定められています。この要件のことを、「必要的記載事項」といい、小切手金額はこれに該当します。 

また、小切手に関する権利・義務の内容は小切手の券面に書かれた文言により決定されます(このような性格を「文言証券性」と呼ぶ)。例えば、10万円を支払うつもりで、小切手の金額欄に100万円と記入(チェックライターで印字)したら、振出人は100万円を支払わなければなりません。 

このように、小切手金額は必要的記載事項であり、金額を誤って記載した場合も券面に書かれた金額が絶対とみなされます。そのため、金額を誤って記入した場合、どのように取り扱えばよいのかが問題となります。この点、小切手法では訂正方法について何も定めていないため、訂正内容が明確に判別できるのであれば、法律上は金額が訂正された小切手でも有効と考えられます。

もし書き損じた場合は 新しい小切手用紙を使用