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Q13. 「振出日」が未到来の小切手が支払呈示されたらどう対応すればよい?

バンクビジネス
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A 令和3年5月6日に、振出日が「令和3年5月10日」の小切手の支払呈示を受ける場合があります。このように振出日が未到来の小切手のことを「先日付小切手」といいます。

基本的に、多額の現金は持ち運びに不便なうえ盗難の危険性もあるため、支払いには現金の代わりに小切手が利用されることになります。小切手は、現金代替物としての性格を有しているため、即時支払性(すぐに現金化できること)が担保されていなければなりません。 

そこで小切手法では、「①小切手は一覧払とし、これに違反するすべての記載は、ないものとみなす。②記載された振出日の到来前に支払呈示された小切手は、その呈示日にこれを支払わなければならない」と定めています(同法28条)。また、全国銀行協会が制定した「小切手用法」でも、「先日付の小切手でも呈示を受ければ支払うことになりますから、ご承知おきください」と定めています。

呈示期間未到来で抗弁することはできない