年金口座
(画像=PIXTA)

今回は、厚生年金に加入している50代後半のお客様のケースです。前回紹介した国民年金の加入者の場合は、加入期間が原則60歳までで、65歳から老齢基礎年金を受け取ることになります。

一方、厚生年金加入者は勤務先にとどまる限り、原則最長で70歳まで厚生年金に加入することになります。しかし、一般的には60歳あるいは65歳で定年を迎える人が少なくないでしょう。今回は、こうした人への情報提供として、どんなことが考えられるかを紹介します。

国民年金の加入者と同様、厚生年金加入者にも、日本年金機構から原則誕生月にサンプルのような「ねんきん定期便」が送られてきます。通常はラミネートはがきですが、59歳の人には封書でより詳しい情報が届きます。皆さんの働きかけとしては、まずこの「定期便をどう見るか」についての情報提供から始めてはいかがでしょうか。

学校を卒業して以来ずっと民間企業で働いてきた人の場合、「働き始めて以降の年金保険料の納付実績月数(転職している場合は全勤務先での納付実績の通算月数)」「原則65歳から受け取れる老齢基礎年金」「老齢厚生年金の受給見込額」が記載されています。

「退職後の実際の年金受給額に極めて近い数値」が書いてあるため、お客様にとっては退職後のライフプランを作るための貴重な情報となるはずです。

お客様の課題に合わせ適切な情報提供を行う