学校
(画像=AN NGUYEN/Shutterstock.com)
今回解説してくれるのは…
都市銀行勤務経験のある講師業/ライターのBさん
預かり資産担当者、また本部におけるリテール営業部署所属の営業店支援メンバーとして豊富な実務経験を持つ。その技能と経歴を活かし、地域金融機関向けの研修講師や金融実務・営業分野の執筆者として活躍中。

私たち金融機関の行職員の責務の1つに、投資家や個人顧客に対して様々な金融商品を案内・勧誘することで、それぞれの運用ニーズに応える―というものがあります。このため、手始めに取得する資格として「証券外務員(以下、外務員)」が挙げられるでしょう。

外務員には資格者が取り扱える業務に応じて分類があります。代表的なのは「一種外務員資格」「二種外務員資格」の2つです。日本証券業協会が主催する証券外務員試験を受験して取得します。

二種では「法令・諸規則」「商品業務」「関連科目」の3分野、一種では「デリバティブ取引」を加えた幅広い分野について試験が行われます。日本証券業協会のデータによると、2019年度の合格率は二種=65.2%、一種で67.6%となっています。 外務員は、所属している協会員(金融取引業者)に代わって職務を行うため、所属協会のメンバーとして動くための、責務の伴う資格ともいえます。

外務員には資質の向上を図るため、継続的に外務員資格の更新研修が課されます。「一度取得したら安泰」というわけではなく、「一定の業務知識水準を維持・向上する」ことが求められる資格でもあるのです。こうした側面からも、銀行等の行職員における重要性が理解できるでしょう。

「人生100年時代」が外務員の重要性を裏付ける