蓄積
(画像=PIXTA)

環境問題への意識の高まりを受けて、2020年の環境債発行額は30兆円に達した。市場規模としては欧州が圧倒的だが、日本でも機関投資家向けに発行実績がある。いずれは個人投資家向けにも発行されると予想され、人気を博すであろう。その動向に注目しておきたい。

国際NGOである気候債券イニシアチブ(CBI)によると、2020年に世界で発行された環境債は2690億ドル(約30兆円)に達した模様だ。環境債とは、環境対策ないしは環境改善に資するプロジェクトのための資金を調達する目的で発行される債券である。07年に欧州連合(EU)の開発銀行である欧州投資銀行(EIB)が発行した債券や、翌08年に世界銀行が発行した債券などを源流としている。