職場
(画像=PIXTA)

コミュニケーションを豊かにし「一丸とする」

一丸とならなければ良い結果は生まれない

これまで9回にわたって第4原則(要約は図表)を考えてきた。今回はその最終回として「支店を一丸とする」ことについて考えていきたい。

2019年、ラグビー日本代表のスローガン「ONE TEAM(ワンチーム)」が流行語となった。「出身地や文化などの違いを乗り越え、一丸となって物事を成し遂げていく」――そのような思いが込められている。

支店経営も同じだ。支店メンバーが一丸とならなければ、攻守両面で良い成果や結果を生んでいくことはできない。

支店長が「部下に信頼される」「部下のやる気を起こす」「部下を育成する」――これら3つに根気強く誠実に真摯(しんし)に取り組んでいけば、支店メンバーに相互信頼関係が生まれ一体感が出てくる。

加えて、支店長は次の2点に留意しながら、支店を一丸とし、質の高い強いチームワークを形成していきたい。

ポイント①豊かなコミュニケーションによる情報共有

良好なチームワークには、お互いに何でも言い合える豊かなコミュニケーションに基づく広範囲で正確な情報の共有が最も重要である(本連載第26回「心理的安全性」「成功の循環モデル」、第27回「模範的フォロワーシップ」を参照)。

特に、取り組んでいる目標(課題)に対し「いまどのような状況になっているか」「今後具体的にどのように取り組んでいくか」――常に過不足なく正確に全員で共有していくことが大切である。

「危機意識」をあおるだけではダメだ。「この状況をどのような方法でどう乗り越えていくか」、その道筋や具体策が共有されていなければならない。

職務内容を理解し合いサポートを行う