ポイント
(画像=PIXTA)

自行庫の宣伝・PR活動が遅れていることを認識すべきだ

消費者の財布のヒモを緩めようと他業界は様々なマーケティング手法を駆使する。一方、金融機関の宣伝活動は代わり映えしない。先行する異業種のような創意工夫が求められよう。

このところ、東京都などの首都圏で、駅のホーム広告に空きスペースが目立つようになってきた。駅だけでなく、東海道線や中央線など通勤時間帯にとても混雑する路線でも、紙の車内広告の間に空白スペースが広がり、吊下げ広告の裏面が埋まらない車両が増えている。

専門外のため憶測の域を出ないものの、少子高齢化による沿線通勤・通学者の伸び悩みに加え、スマホに釘付けになる乗客の行動が、広告を出稿する企業を遠ざけた実情も見込む。さらに、昨年から一気に進んだテレワークも、広告を出稿する意欲を引き下げたことだろう。

業種を問わず、何かにつけて「PDCA」が求められる昨今ゆえに、効果測定によって明確化されたマイナス実績が、企業側に広告継続を断念させたのかもしれない。

変化しつつある企業のPR手法