リーダー・先輩が取り組むべき職場環境の改善策⑤
(画像=PIXTA)
近代セールス
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Q 後輩から「金融機関の将来は大丈夫ですか」「このまま金融機関にいてもいいのでしょうか」と聞かれました。若手は将来に不安を抱えているようですが、どう回答すればよいですか。

A 今回の後輩からの質問への回答は、「金融機関の未来」と「個人のキャリアプラン」という2つの論点に分解できるだろう。

まず「金融機関の未来」だが、本当に金融業界の先行きは他業界と比較して危ういのだろうか。1つのプロダクト(事業)のサイクルは5〜10年程度だといわれている。外部環境の変化に応じてビジネスモデルは刻々と変わる。「将来に不安のない業界や会社はあるか」というと、筆者はないと考えている。

今後、金融機関でも合併や効率化、ビジネスモデルの変化が進み、その在り方が今とは違う形になっていく、あるいは従事者が減っていくことは容易に想定できるが、それは金融機関に限った話ではないだろう。そのことを説明してあげよう。

併せて、過去の不況時に採用を絞ったこともあり、金融機関の人員構成は高齢化が進むいびつな構成となっている。今後、貴重な若手にそのしわ寄せがくる懸念もあることは伝えてよいだろう。

金融という仕事を見つめ直してもらう