事例でわかる! コロナ下の営業店OJT
(画像=PIXTA)

工場見学でお客さまの強みを見極める!〜「製造業訪問時会話ツール」を活用し情報を収集

製造業のお客さまを担当すると、社長から「ぜひ工場を見てください」と言われることがあると思う。お客さまからすると自社で製造している製品がどのようにつくられているか、担当する銀行員にも知ってもらい、経営に関する支援を受けたいと考えているはずだ。

銀行員は文系出身者が多く、理系の文化である製造業には少し苦手意識があり、実際に工場を案内してもらっても内容をよく理解できないことが多いのではないか。材料や装置名、製造方法など、説明を聞けば聞くほど知らない「ワード」が出てくることが多く、説明半ばで「理解不能」に陥り困ってしまう。

私も初めて製造業を担当し工場見学をしたとき、工学辞典を片手に臨んだ記憶がある。しかし、お客さまの口から知らないワードがたくさん出てきて、そのワードを調べると、調べた文章の中にまた分からないワードが出てくる…製造業を理解するのは大変だと感じた。その経験から、「お客さまを知る」という観点で工場見学をする前にできるだけ「情報収集」を行い準備して理解を深めておけば、戸惑う場面も少なくなることを学んだ。

今回は、製造業のお客さまをよく理解するため、工場見学に役立つ知識を見ていく。工場見学の際に役立ててもらえればと思う。

❶工場見学の前に確認しておくこと