ポイント
(画像=PIXTA)

4 固定費が抑えられているのを見て…

どの固定費を見直したのですかそれに伴って何か業務に問題は生じていませんか?

コロナ禍、売上の減少に伴い固定費を見直している取引先は少なくない。本トーク例をきっかけに固定費のうちのどこを見直したのか、それに伴い事業活動などに支障が出ていないか確認してみよう。以下では固定費削減によって生じる経営課題を挙げて支援策を紹介しよう。

①費用の削減ありきで職場環境が悪化したり、ブランドイメージが毀損している

コロナ禍、店舗や設備、それらの管理の見直しを行ったことで賃借料や管理費、テナント費などの費用が大きく減少している場合がある。

しかし、費用削減ありきで強引に店舗の賃借面積を縮小したり、賃借料は割安であるが不利な立地へ移転したりして職場環境が悪化し、販売員のモチベーションが低下するケースは少なくない。その結果、来店客が減少し店舗の売上が落ちては、固定費を削減した意味がなくなる。

また、設備のメンテナンス作業を省略した結果、店舗外観の劣化が目立つとブランドイメージが損なわれたり、店舗の魅力が低下し客足が遠のいたりするリスクがある。

こうした経営課題が聞かれたら、職場環境の改善支援や新たな営業戦略を支援するようにしたい。

費用の適切な計上で収益力を正しく把握